seven
原題:seven
米国公開:1995年09月22日
日本公開:1996年01月27日
製作国:アメリカ
言語:英語
画面:シネマスコープ
音響:ドルビーSRデジタル・DTS
上映時間:126分
配給:ギャガ・ヒューマックス

【スタッフ】
監督デヴィッド・フィンチャー
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー(ノベライズ:二見書房刊)
製作:アーノルド・コペルソン
   フィリス・カーライル
共同製作:ステファン・ブラウン
製作総指揮:ジャンニ・ナンナリ
      ダン・コルスラッド
      アン・コペルソン
共同総指揮:リン・ハリス
      リチャード・サパースタイン
撮影監督:ダリウス・コンジ
プロダクション・デザイナー:アーサー・マックス
編集:リチャード・フランシス=ブルース
衣装デザイン:マイケル・カプラン
音楽ハワード・ショア
特殊メイク:ロブ・ボッティン
特殊効果コーディネート:ピーター・アルビエツ
特殊効果監修:ダニー・キャンゲミ
メイン・タイトル・デザイン:カイル・クーパー
メイン・タイトル・プロデュース:ピーター・フランクファート
                スティーブン・T・プリ
視覚効果コーディネート:ティム・トンプソン
視覚効果監修:グレッグ・キンブル
音響デザイン&効果監修:レン・クライス
スタント・コーディネーター:チャールズ・ピサーニ・Jr.
エンド・タイトル曲:「ハーツ・フィルシー・レッスン」デヴィッド・ボウイ

【キャスト】
デイヴィッド・ミルズ刑事:ブラッド・ピット
ウィリアム・サマセット刑事:モーガン・フリーマン
トレーシー・ミルズ:グウィネス・パルトロー
カリフォルニア:ジョン・C・マッギンリー
マーティン・タルボット検事:リチャード・ラウンドトゥリー
警部:R・リー・アーメイ
グリージィーFBI捜査官:マーク・ブーン・Jr.
マーク・スワー弁護士:リチャード・シフ
ジョン・ドウ:ケヴィン・スペイシー
テイラー刑事:ダニエル・ザカパ
マッサージ店にいた被害者の男:リーランド・オーサー
マッサージ店の受付係:マイケル・マッシー
ワイルド・ビル:マーティン・セレン
ベアーズリー医師:リチャード・ポートナウ
オニール医師:ピーター・クロンビー
デイヴィス巡査:ジョン・カッシーニ
ジョージ:ホーソーン・ジェームズ
図書館の警備員:ロスコー・デヴィッドソン
グールド夫人:ジュリー・アラスコグ
ミルズに詰め寄る女記者:ドミニク・ジェニングス
ニュースキャスター:ビヴァリー・バーク
案内する警官:デヴィッド・コレイア
配達員:リッチモンド・アークエット

【ストーリー】
 降りしきる雨。大都会で刑事を続けることに疲れはてた殺人課のベテラン、サマセット(モーガン・フリーマン)は、あと1週間で退職することになっていた。彼の後任は若手のミルズ刑事(ブラッド・ピット)。しかし、そんな2人の前に想像を絶する殺人事件が起こる。キリキリと迫る犯人の魔の手。2人の刑事にとって”最初”と”最後”の事件は驚愕の連続殺人へと発展していく……。

<GLUTTONY=大食>
 ミルズとサマセットは殺人事件の現場にいた。薄暗く猥雑なアパートに。極度に肥満した被害者の男は手足を縛られ、大量に盛られたスパゲティの皿に顔を埋めて息絶えていた。司法解剖の結果、男は後頭部に銃を突き付けられ、胃袋が破裂するまで無理やり食物を詰め込まれたために死亡したことが判明する。
 男の胃袋から発見された異物に疑問を感じたサマセットはひとり現場に立ち戻った。検証を進めるうちに異物は冷蔵庫を動かした時に剥がれた床材で、冷蔵庫の裏には”GLUTTONY(大食)”と書かれた紙が貼られていた。

<GREED=強欲>
 第1の殺人の翌日、大物弁護士グールドが自分の事務所で裸にされ、腹部をえぐり出された末に殺害されているという報告が入った。カーペットには被害者の血で描かれた”GREED(強欲)”の文字が残されていた。
 読書好きのサマセットは現場に残されたこの文字から、ダンテの「神曲」に描かれるキリスト教の地獄へ堕ちる”七つの大罪”~大食、強欲、怠惰、肉欲、高慢、嫉妬、憤怒~にのっとってこの猟奇殺人が起きたのではないかという仮説を立てた。ということは、あと5つの殺人が起こることになる。その夜、ミルズの新婚の妻トレーシー(グウィネス・パルトロー)の招待でディナーに呼ばれたサマセットは、退職までの数日間、ミルズと共にこの事件の解明にすべてを賭ける決意をしていた。

<SLOTH=怠惰>
 ”強欲”殺人の捜査に意外な展開が訪れた。殺されたグールドの妻の記憶を頼りに殺人現場を再検証したミルズとサマセットは、壁に掛けられた絵画の裏に指紋で書かれた”HELP ME”という文字を発見した。指紋をコンピュータで照合した結果、それは麻薬、武装強盗、襲撃の前科があり、未成年の少年強姦の罪で刑務所にいた際に、グールドの取り計らいで出所したという通称”ヴィクター”と呼ばれる男のものだとわかる。
 ヴィクターの住むスラムのアパートに踏み込んだ2人が見たものは、舌と右腕を切られた上にベッドに縛りつけられやせ細ったヴィクターの姿であった。その衰弱していく様を撮影したポラロイド写真と”SLOTH(怠惰)”と書かれた紙切れが残されていた。病院に収容されたヴィクターは、実に1年間ベッドに縛りつけられたままで、グールドの事務所にあった彼の指紋は切り取られた右腕でつけられたものだとわかる。どこで嗅ぎつけたのかやって来たマスコミのカメラマンのフラッシュが、ミルズの苛立ちを増長させていった。

<LUST=肉欲~PRIDE=高慢>
 捜査はまた振り出しに戻った。サマセットはFBIの友人にコンピュータのデータ入手を依頼した。FBIが管理する図書館データの中には、犯罪者に利用される恐れのある”要注意図書”リストがあり、そこから「ダンテの神曲」「ミルトンの失楽園」「チョーサーのカンタベリー物語」など”七つの大罪”に関連する本の貸出し記録を検索し、容疑者を割り出そうというのである。
 ほどなく該当者の名前が出た。”ジョン・ドウ”(普通は訴訟の当事者の本名不明の時や、身元不明死体に用いる男性の仮称)という名である。半信半疑のまま、2人はそのジョン・ドウのアパートを訪れた。ドアをノックするミルズ。不在か、と思われた時に帽子を深く被った男が廊下を歩いてきた。にらみ合う2人の刑事と男の影。突然その男が2人目がけて発砲した! 間一髪、銃弾は2人を免れた。銃を抜いたミルズが、アパートの非常階段から土砂降りの雨の中へ男を追跡する。そして、袋小路で男を見失った、と思った瞬間ミルズは強打され打ち倒される。そしてミルズのこめかみにジョン・ドウは銃口を突きつけた。だが、銃弾は発射されなかった。ミルズは男に”生かされた”のである。
 ジョン・ドウの部屋の探索が行われた。無数の美術書や書籍に交じり、ホルマリンづけにされたヴィクターの右手が発見された。そして、棚には何千冊もの記録ノート。バスルームを改造した暗室には、今までの犠牲者を撮影した無数の写真が残されており、中にはミルズの写真までもがあった。あのヴィクターの殺害現場に現れた”マスコミのカメラマン”こそがジョン・ドウだったのだ。その時、部屋の電話が鳴り響いた。受話器を取るミルズに、「スケジュールを調整することにした」とジョン・ドウが挑戦状をたたきつける。
 ジョン・ドウを取り逃がした直後、第4の殺人”LUST(肉欲)”、第5の殺人”PRIDE(高慢)”が続けざまに起こった。残る大罪は”ENVY(嫉妬)”と”WRATH(憤怒)”の2つである。
 次々に起こる完璧なアートのような猟奇殺人。一時は追い詰めたかに思えた犯人に、今やミルズとサマセットが、逆に追い詰められていたのであった。

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