GRAVITY
原題:GRAVITY
米国公開:2013年10月04日
日本公開:2013年12月13日
製作国:アメリカ
言語:英語
画面:スコープサイズ
音響:ドルビーサラウンド7.1+5.1chリニアPCM
上映時間:91分
映倫区分:G
配給:ワーナー・ブラザース映画

【スタッフ】
監督アルフォンソ・キュアロン
脚本アルフォンソ・キュアロン
   ホナス・キュアロン
製作アルフォンソ・キュアロン
   デイビッド・ヘイマン
製作総指揮:クリア・デファリア
      ニッキ・ペニー
      スティーブン・ジョーンズ
撮影:エマニュエル・ルベツキ,A.S.C.,A.M.C.
美術:アンディ・ニコルソン
編集:マーク・サンガー
視覚効果監修:ティム・ウェバー
衣装:ジャニー・ティマイム
音楽:スティーブン・プライス

【キャスト】
ライアン・ストーン:サンドラ・ブロック
マット・コワルスキー:ジョージ・クルーニー
ミッション・コントロール(声のみ):エド・ハリス
アニンガ(声のみ):オルト・イグナチウッセン
シャリフ(声のみ):ファルダット・シャーマ
シャトル船長(声のみ):エイミー・ウォレン
国際宇宙ステーション船長(声のみ):バシャール・サヴェージ

【ストーリー】
 メディカル・エンジニアであるライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)は、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)のサポートのもと、地球の上空60万メートルの無重力空間<ゼロ・グラビティ>で、データ通信システムの故障の原因を探っていた。これが最後のミッションとなるコワルスキーは、いつものようにヒューストンとの通信でジョークを交わし、宇宙遊泳を楽しんでいた。
 その時、ヒューストンから「作業中止! 至急シャトルへ戻り、地球へ帰還しろ!」という緊迫した命令が届く。破壊された人工衛星の破片(スペース・デブリ)が別の衛星に衝突して新たなデブリが発生し、彼らのいる方向へ猛烈な速さで迫っているというのだ。さらに連鎖反応で衛星が次々と破壊され、さまざまなシステムが壊滅し、ヒューストンとの通信も途絶えてしまう。シャトルに戻ろうとするふたりに、凶器と化したデブリが襲いかかった!
 シャトルから切り離されたアームとともに、一瞬にして宇宙空間へ放り出されるストーン。ベルトを外して何とかアームから離れるが、激しく回転しながら漆黒の闇へと消えていく。コワルスキーの冷静な指示に従って、現在位置を伝えるが、酸素タンクは10%まで減っていた。回転が止まり、深い静けさと底無しの闇にただひとり漂うストーン。聞こえるのは、自分の荒い息と、恐怖に縮みあがった心臓の鼓動だけ。
 「ライトをつけろ」。コワルスキーの声に、我にかえるストーン。ストーンを発見したコワルスキーは、互いの身体をロープでつなぎ、小型ロケットエンジンを駆使して、シャトルを目指す。だが、機体はデブリとの衝突で大破し、生存者はストーンとコワルスキーのふたりだけだった——。
 コワルスキーは次の手を考え出す。国際宇宙ステーション(ISS)に行けば、そこにある宇宙船ソユーズで地球へ帰れるはずだ。宇宙での初めての危機に混乱するストーンにベテラン宇宙飛行士コワルスキーは美しい日の出を見せ、心を落ち着かせようと声をかけ続ける。そんなコワルスキーの優しさに、ストーンは初めて、彼女の心を打ち砕き、希望を奪い去った哀しい過去の出来事を打ち明けるのだった。
 国際宇宙ステーションの間近まで辿り着いたふたりは、ソユーズの機体が損傷していることに気づく。これでは地球まで帰還するのは不可能だ。しかしソユーズの近くには、中国の宇宙ステーションがあることをコワルスキーは知っていた。だが、ストーンの酸素はほぼゼロとなり、意識が遠のいていく。果たしてふたりは生きて地球へ帰り、再びその足で大地を踏むことができるのか——?

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