
日本公開:1987年02月14日
製作国:アメリカ
言語:英語
画面:ビスタサイズ
音響:---
上映時間:86分
配給:シネセゾン
スタッフ
監督:スパイク・リー脚本:スパイク・リー
編集:スパイク・リー
撮影:アーネスト・ディッカーソン
音楽:ビル・リー
製作:シェルトン・リー
製作指導:モンティ・ロス
製作協力:パム・ジャクソン
美術:ロン・ペイリー
音響:バリー・ブラウン
スチール:デヴィッド・リー
振付:ケヴィン・ジェフ
ミュージシャン:ビル・リー(ベース)
スタンリー・カウエル(ピアノ)
シダー・ウォルトン(ピアノ)
ジョー・チェンバース(ドラムス)
ケニー・ワシントン(ドラムス)
ハロルド・ヴィック(サックス)
ヴァージル・ジョーンズ(トランペット)
ロニー・ダイソン(ヴォーカル)
キャスト
ノーラ・ダーリング:トレイシー・カミラ・ジョーンズジェイミー・オーヴァストリート:レッドモンド・ヒックス
グリアー・チャイルズ:ジョン・テレル
マーズ・ブラックモン:スパイク・リー
オパル・ギルストラップ:レイ・ドーウェル
クロリンダ・ブラッドフォード:ジョワ・リー
ジェイミソン・医師:エパサ・マーキンソン
ソニー・ダーリング:ビル・リー
ストーリー
場所はブルックリン。街角にたたずむ青年たち、無邪気に遊んでいる子供たち、道路沿いの階段に座り込む老人……。ブルックリン・ブリッジをとらえた後、カメラはノーラの部屋へ。中央に置かれている大きなベッドの上に座っているのが、主人公のノーラ・ダーリング(トレイシー・カミラ・ジョーンズ)、自由な考え方をもった魅力的な黒人女性である。
「他人は私のことを変り者だなんて言うけれど、私は自分のことはノーマルだと思っているわ」
彼女には3人の恋人がいる。一番親しくしているのがジェイミー(レッドモンド・ヒックス)。彼はノーラの個性をわかった上で彼女を愛し、彼女の気持ちを独占しようとする。たくさんのキャンドルに囲まれたベッドの上でメイク・ラブする2人は実に幸せそうである。
マーズ(スパイク・リー)は、愛の緊張関係の中でコミカルな役割を果たしている若者である。いつも”ブルックリン”というロゴをつけたキャップをかぶり、自分の名前を金のネックレスにして身につけ、細い手足を風にさらして自転車をとばしている。
グリアー(ジョン・テレル)は黒人のヤッピーでモデルをしている男性。常にエクササイズに精を出している。色々な意味では自意識過剰な男性である。
ノーラには、彼らの他にもう一人距離をおいてつき合っている友達がいる。彼女をレズビアンへの道へ誘おうとしているオパル(レイ・ドーウェル)である。ある日、ノーラが風邪をひいて寝込んでいると、オパルとジェイミーがかわるがわる見舞いにやってくる。あまりにノーラにかまうオパルを見て、ジェイミーは嫉妬し、ノーラとオパルの仲を疑う。
そんなジェイミーも、ノーラの誕生祝いでは趣向をこらし、彼女に大変気に入られる。
一方、ノーラの誕生日に彼女をつかまえそこなったマーズは、後日、彼女の部屋でノーラと会うが、ベッドの中でもコミカルな彼は、彼女を喜ばせようと、頭にショーツをかぶってみせたりする。
あるとき、ノーラはグリアーに病気だと言われ、カウンセリングに通い、治療を受けたりするが、結局、正常と判断され、自信をもって、また彼女の生活をエンジョイするようになる。
Thanksgiving(感謝祭)のディナーに彼女は3人を招待し、彼らを同席させる。怒って席を立つグリアー。週末を含む3日間はノーラはぼくのもの、と条件提示してみせるマーズ。
次の朝、3人のそれぞれの彼女たちに詰め寄られて叫び声をあげるところで、夢からさめたノーラは、隣にジェイミーがいるのに気づく。彼は、新しい彼女ができたことを打ち明け、ノーラに決断を迫る。
そんなある日、訪ねてきたオパルを帰してしまい、夜一人きりになり寂しくなったノーラは、突然ジェイミーを呼び出す。
彼女の勝手さにあきれながらも、ノーラのところにやってきたジェイミーは、自分の気持ちがやりきれなくなって、彼女を責める。
そんなジェイミーの態度にショックを受けたノーラは、急に思いたって昔のルームメイトのところを訪れ、「初めて彼にきらわれたの……」と打ちあける。
ある決意をしたノーラは、グリアーとマーズをそれぞれブルックリン・ブリッジのたもとに呼び出し、別れを告げる。そして、最後にジェイミーに会うが……。
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