osoihito
英題:Late Bloomer
日本公開:2007年12月01日
製作:2004年
製作国:日本
言語:日本語
上映時間:83分
製作・配給:シマフィルム
配給・宣伝:ポレポレ東中野
スタッフ
監督:柴田剛
脚本:柴田剛
製作:志摩敏樹
原案:仲悟志
   寺内成人
   柴田剛
撮影:高倉雅昭
   竹内敦
録音:森野順
編集:市川恵太
   鈴木啓介
   熊切和嘉
   柴田剛
音響効果:宇野隆史
音楽監督:world's end girlfriend
劇中ライブ音楽:バミューダ★バガボンド
キャスト
住田:住田雅清
敦子:とりいまり
タケ:堀田直蔵
彩:白井純子
福永:福永年久
おばちゃん:有田アリコ
ストーリー
電動車椅子で移動し、ボイスマシーンで会話を交わす重度の身体障害者・住田は、介護者のサポートを受けて一人暮らしをしている。ガチャポンとビールを好み、介護者でバンドマンのタケとつるみながら、平穏な日々を過ごしている。
そんなある日、住田のもとに卒業論文のために介護を経験したいという女子大生・敦子が現れる。母親や子供のころの思い出を語るにつれ、住田はいつしか彼女に好意を抱き始める。二人で出掛けたタケのライブをきっかけに、タケと敦子は、頻繁に顔を合わせるようになる。住田は、彼等にどこか隔たりを感じ始めていた…。

ある日、敦子はふと住田に聞いてみた。
「住田さんって普通に生まれたかった?」
住田はしばらく考え、笑顔を浮かべボイスマシーンで答えた。
「コロスゾ」

狂気に身を委ねた住田は、タケに睡眠薬を入れたビールを飲ませ、風呂で溺死させる。この日をきっかけに、住田は、電動車椅子を動かし、無差別に人を襲い始めてゆく。
彼のもとを去った敦子に代わり、友人の彩が住田の家に出入りするようになる。彩は住田の誕生日が近いことを知り、仲間たちと誕生パーティーを開くことを計画する。そしてその当日、物語は衝撃的な結末を迎える。

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