WIENER-DOG
英題:WIENER-DOG
日本公開:2017年01月14日
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
画面:アメリカン・ビスタ
音響:ドルビー
上映時間:88分
配給:ファントム・フィルム

【スタッフ】
監督トッド・ソロンズ
脚本トッド・ソロンズ
製作:ミーガン・エリソン
   クリスティーン・ヴェイコン
製作総指揮:ダビド・イノホサ
撮影:エド・ラックマン
プロダクションデザイン:アキン・マッケンジー
編集:ケヴィン・メスマン
衣装デザイン:アメラ・バクシッチ
音楽:ネイサン・ラーソン
   ジェームズ・ラヴィーノ

【キャスト】
デイブ・シュメルツ:ダニー・デヴィート
ダイアナ:ジュリー・デルピー
ブランドン・マッカーシー:キーラン・カルキン
ナナ:エレン・バースティン
ドーン・ウィーナー:グレタ・ガーウィグ
レミ:キートン・ナイジェル・クック
ゾーイ:ゾーシャ・マメット
ファンタジー:マイケル・ショウ
ダニー:トレイシー・レッツ

【ストーリー】
<1>
ダックスフントが最初に登場するのは、生まれた時だ。生後間もない時に、9歳のレミ(キートン・ナイジェル・クック)の父親、ダニー(トレイシー・レッツ)に引き取られる。ダニーは、小児がんを患い闘病生活を送っていたレミへのサプライズプレゼントとして、子犬を家に連れて帰るのだが、妻のダイアナ(ジュリー・デルピー)は歓迎しない。ダニーとダイアナは新しく増えた家族についてきちんと話し合いができないままだったが、レミはすぐに子犬と仲良くなる。ダックスフントは四六時中、吠えるわけではないので、その態度はレミに大切な人生の教訓を教えることとなる。その教訓とは、”避妊手術を受けること”の意味、死を迎えるということ、そして犬にグラノーラ・バーを与えてはいけない理由などだ。この最後の教訓によって、ダックスフントは一家の元を離れることとなる。犬は安楽死させるために地元の動物病院に連れて行かれるのだ…。

<2>
だがダックスフントは、地元の獣医の助手によって早すぎる死から救われる。命を救ったのは、ドーン・ウィーナー(グレタ・ガーウィグ)だった。(ソロンズ監督が1995年に製作した映画『ウェルカム・ドールハウス』に登場したキャラクター)ダックスフントとの出会いによって、ドーンのわびしい生活に一筋の光が差す。ドーンはドッグフードを買いに食料雑貨店に行き、元クラスメートのブランドン・マッカーシー(キーラン・カルキン)と偶然出くわす。彼は面倒なタイプで反体制主義者の麻薬常習者だ。ブランドンはドーンと犬を車での遠出に誘う。道中では、ヒッチハイカーのマリアッチ楽団をヘルプしたり、ブランドンの兄の家を突然訪ねたりする。ドーンはダックスフントをブランドンの兄とその妻に譲ることにし、自分自身のハッピーエンドを探すためブランドンと共に去っていく。

<3>
夫婦の元に長くは留まらず、冒険の旅に出たダックスフントは、かつては成功を収めた脚本家だったが今や希望を失った映画学校の講師デイブ・シュメルツ(ダニー・デヴィート)の元にやって来る。仕事でも私生活でも絶望感を味わっていたシュメルツは崖っぷちに追いやられていた。エージェントは折り返しの電話をかけてこない、生徒たちは一丸となってシュメルツに反発、新進気鋭の若き監督は学生全員の前で彼を侮辱する。傷ついたシュメルツは人生に意味をもたらし再出発するために誤った行動を取るが…。最終的にダックスフントと別れることになる。

<4>
ダックスフントの最後の飼い主は、唯一の話し相手が住み込みのヘルパーという偏屈なおばあさんのナナ(エレン・バースティン)だ。ナナの孫娘ゾーイ(ゾーシャ・マメット)が、芸術家のボーイフレンド、ファンタジー(マイケル・ショウ)と共に、突然ナナを訪ねてくる。ゾーイが訪ねてきた理由は、すぐに明らかになる。ファンタジーの次のインスタレーションを支援するために数千ドル援助してくれないかと、金を無心するためだったのだ。ナナが警戒しながらも応じると、ゾーイとファンタジーは来た時と同じように慌ただしく去る。ナナは裏庭に引っ込んだまま、慰めを見出そうと、起こりえた未来を空想する。もし芸術の勉強を続けていたら…、もし心から愛する人と結婚していたら…と。ナナはじっと物思いにふけっていたので、ダックスフントがこっそり逃げ出したことに気づかない。愛すべきダックスフントの運命はいかに―――。

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