FRANTIC
原題:FRANTIC
本国公開:1988年02月26日
日本公開:1988年07月09日
製作国:アメリカ
言語:英語
上映時間:120分
画面:ビスタビジョン
音響:ドルビー
配給:ワーナー・ブラザーズ

【スタッフ】
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロマン・ポランスキー
   ジェラード・ブラック
製作:ソム・マウント
   ティム・ハンプトン
音楽・作曲・指揮:エンニオ・モリコーネ
フィルム編集:サム・オースティーン
撮影監督:ウィトルド・ソボシンスキー
美術:ピエール・ガフロイ
衣装デザイン:アンソニー・パウエル
キャスティング(フランス):マーゴ・カプリエ
キャスティング(アメリカ):ボニー・ティンマーマン
第一助監督:ミシェル・チェイコー
カメラ・オペレーター:ジャン・ハーノイス
サウンド・ミキサー:ジャン・ピエール・ルー
製作主任:ダニエル・スザスター
コンテ:シルベット・ボウドロー
メイキャップ主任:ディーデジェイ・ラバーニュ
調髪:ジャン・マックス・ゲラン
衣装主任:ジャーミナル・ランジェル
美術助手:アルバート・ラジャウ
     ジェラード・ビアード
装置:ジェラード・ジェームス
小道具:マルセル・ロード
小道具係:アラン・ロード
ジャン・フランソワ・クーソン
製作仕入れ係:フェリックス・プレセンティ
       ローランド・ヤコブ
       アラン・グイヤード
建築主任:レネ・ルーベ
フォーカス・プラー:フランソワ・ロウリアク
ローダー:イザベラ・スカラ
第二班カメラ:パスカル・ラベーグ
第二班フォーカス・プラー:フローレント・バザン
スチール撮影:フランソワ・デュハメル
スティディカム:マルク・コーニンクス
フロント・プロジェクション:ポール・ウィッツ
移動クレーン撮影操作:デニス・マルタン
マシュー・インバート
音響編集顧問:ローレント・クアグリオ
音響編集:ジャン・ゴーディエ
台本編集:マルティーヌ・モーリィ
     ジム・シールズ
再録音ミキサー:ディーン・ハンフリーズ
        ジャン・フランソワ・オウジェ
音響効果:ジャン・ピエール・ルロング
音楽編集:スザノサ・ペリック
第一編集助手:グレン・カニングハム

【キャスト】
リチャード・ウォーカー:ハリソン・フォード
サンドラ・ウォーカー:ベティ・バックリー
タクシー・ドライバー:ディジビィ・スーメア
ホテルの事務員:ドミニク・バートン
ゲイラード:ジェラード・クライン
ベルボーイ:ステファン・ドゥドビル
ホテルのポーター:ローレント・スピルボーゲル
         アラン・デューティ
ホテルの支配人:ジャック・シロン
ベルボーイ2:ロック・レイボビッチ
旅行客:ルーズ・バンセーニ
ホテルの探偵:パトリス・メレネック
レストランの案内人:エラ・ジャロスゼビッシュ
花屋:ジョエル・ラグニュー
   ジャン・ピエール・ディレージ
カフェの主人:マルク・デュディコート
ウェイター:アルタス・ド・ペンゲルン
ウィノ:ドミニク・ピノン
刑事部長:リチャード・ディオー
警部:イブ・レニエ
アメリカ安全保障官使:ロバート・グラウンド
海兵隊の警備員:ブルース・ジョンソン
アメリカ大使館員:マイケル・モーリス
         クロード・ドワニュー
ウィリアム:ジョン・マホニィ
シャップ:ジミー・レイ・ウィークス
ベルボーイ3:アラン・ラッド
”ブルー・パロット”のバーの男:アンドレ”キーキー”
ラスタファリアン:トーマス・M・ポラード
デデ・マーティン:ボル・ボイヤー
ミッシェル:エマニュエル・セイナー
TWAの事務員:ティナ・スポートラロ
ピーター:デヴィッド・ハドルストン
エディ:アレキサンドラ・スチュアルト
アーウィン:ロバート・バー
皮服を着た男:パトリック・フローシェイム
ツイードの男:マルセル・ブルウォル
屋形船のオーナー:イザベル・ノオ
屋形船のバンド:フォンキー・フレンチ・ファミリー
誘拐犯:ヨルゴ・ボヤギス
ボディーガード:デヴィッド・ジャリル
死んだ運転者:ジャン・クロード・フーバード
メトラウィー博士:ラウーフ・ベン・アモール

【ストーリー】
<スーツケースの謎>
 リチャード・ウォーカー医師(ハリソン・フォード)と、妻サンドラ(ベティ・バックリー)は、学会出席のため20年ぶりにパリへ来た。町並は変わったが、それでも新婚旅行で訪れたときの記憶が甦ってくるのだった。
 老舗<グランド・ホテル>に入った二人は、そこでサンドラのサムソナイトのスーツケースを誰かのものと、空港で間違えたことに気がつく。
 「明日にでも取り替えてもらえばいいさ」そう言って、リチャードはシャワー・ルームに入っていった。

<残されたブレスレット>
 シャワー・ルームから出て、サンドラがいないことに気づいたリチャード。部屋の中を見回したが、どこにもサンドラの姿はない。どうしたのだろう。
 心配になり、ホテルやその近辺を探したが、どこにも彼女の姿は見当たらなかった。そのうち、朝方一人の女性が路地裏から車で連れ去られるのを目撃したという浮浪者に会った。路地裏に行ってみると、そこに妻のものらしいブレスレットが落ちていた。
 自分から失踪するような女性ではない。何かの事件に巻き込まれたに違いない。でも、何故?
 リチャードはパリ市警に届けを出し、妻の行方を捜査して欲しいと嘆願した。しかし、真剣に取り上げてくれない。リチャードは自分ひとりで探すことにした。

<デデという人物>
 ホテルに着いたときの接客係に会って、妻がいなくなった当時の話を聞いた。接客係によれば、彼女は精悍なひとりの男性から肩に手をかけられホテルを出ていったという。
 リチャードはスーツケースが事件に関係があるのかもしれないと考え、部屋でスーツケースをこじ開けた。それらしき物は何も入っていなかった。が、<ブルー・パロット>と印刷されたマッチが気になった。裏には<デデ 47-00-4078>と書かれていた。電話番号だ。何かの手掛かりになると思い、早速、電話してみた。……デデという人物らしい男の声が出たが、留守番電話だった。リチャードは決心して、<ブルー・パロット>へ行ってみた。デデという人物に会えるはずだ。

<ブルー・パロット>
 そこはカフェ・バーだったが、ひとりの黒人男からデデの住所を聞き出すことができた。
 ひと気のないアパート。階段を登ったところの部屋の表札に<デデ・マルソン>と書かれていた。ここだ!声をかけても何の反応もない。ドアが開いていた。おそるおそる中へ入ってみると、なんと、ひとりの男が血だらけになって絶命していた。
 留守番電話を聞いてみる。テープには<ミッシェル>と名乗る女性の声が吹き込まれていたが、フランス語だったため、リチャードにはその内容がまるで解らなかった。

<ミッシェルという女性>
 ホテルの部屋に戻ってみると、驚いたことにデデの部屋のように、足の踏み場もないほどに、荒らされていた。とりあえず、デデの部屋から持ち帰った留守番電話のテープをホテルの接客係に聞いてもらい訳してもらった。
 ミッシェルという女性こそ、妻が取り間違えたスーツケースの持主だったのだ。ミッシェルを捜し出して、彼女からスーツケースのことを聞き出せば、何か分かるはずだ!
 リチャードはミッシェル(エマニュエル・セイナー)に接触した。
 彼女はサンフランシスコを旅行し、帰路につくとき空港ロビーで何者かからデデ宛にミニチュアの人形を手渡されたという。あのスーツケースに入っていた<自由の女神像>のミニチュアだ。

<自由の女神像の謎>
 リチャードとミッシェルは、スーツケースを調べた。妻の誘拐事件のからくりがしだいに見えてきたが、2人の背後に2人組の怪しい男たちが忍び寄っていた。
 リチャードと別れ、その足で自分のアパートに戻ったミッシェルは待ち伏せていた2人組の男に縛り上げられ、スーツケースの在りかを教えろっ!と強要されるのだった。
 運良く、駆けつけたリチャードは機転を利かしてミッシェルを助け出すと、彼女を連れて再びホテルへと戻った。
 そこに妻を誘拐した犯人から電話が入った。女房を無事に戻してほしければ<自由の女神像>を渡せ!と脅かしてきたのだ。サンドラは元気こそなかったが、無事でいた。
 犯人との待ち合わせの場所は、ボーブールの駐車場。ミッシェルに案内してもらい、リチャードはそこで犯人の男を待った。
 果たして、妻は無事に戻るのだろうか?そして、<自由の女神像>にはいったいどんな謎が隠されているのか?待ち合わせの時間は、刻一刻と迫っていた……!

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