sakebi
英題:Retribution
日本公開:2007年02月24日
製作国:日本
言語:日本語
上映時間:104分
画面:ヴィスタサイズ
音響:ドルビーデジタル
製作プロダクション:オズ
配給:ザナドゥー
   エイベックス・エンタテインメント
   ファントム・フィルム
スタッフ
脚本・監督:黒沢清

エグゼクティブ・プロデューサー:濱名一哉
                小谷靖
                千葉龍平
プロデューサー:一瀬隆重
アソシエイト・プロデューサー:東信弘
               木藤幸江
               剱持嘉一

音楽:蓜島邦明

撮影:芦澤明子(J.S.C)
照明:市川徳充
美術:安宅紀史
装飾:須坂文昭
録音:小松将人
音楽プロデューサー:慶田次徳
編集:高橋信之
VFXスーパーバイザー:浅野秀二
特殊造形:松井祐一
特殊効果:岸浦秀一
キャスティング:山口正志
助監督:片島章三
製作担当:村田亮

ライン・プロデューサー:宮内眞吾

監督助手:成瀬朋一
     是安裕
     田中綱一
撮影助手:西村博光
     國井重人
     翁長周平
     近藤龍人
特機:松田弘志
特機応援:佐藤雄大
     中村龍介
照明助手:内田浩策
     宮尾康史
     水瀬貴寛
     宗賢次郎
     大石貴裕
照明応援:館野秀樹
     松本憲人
     石川喜昭
     大沼美香
ゼネレーター:渡部暢隆
録音助手:阿部裕
     島津未来介
     横山つかさ
美術助手:高木理己
     岩本浩典
美術応援:越賀あや
     松岡拓
     高橋佳代
     田中直純
     猪田昇太郎
装飾助手:湊博之
持道具:出井奈保
装飾応援:渡辺仲明
     木村逸郎
特殊造形助手:三好史洋
       徳田かおり
       松本美香
特殊効果助手:村田敦子
       村井貴美子
       高橋勇
特殊効果応援:島尻忠次
       岸浦敏雄
       村木一州
       亀卦川修
       巻木良孝

スタイリスト:谷口みゆき
       篠塚奈美
衣装:清水寿美子
ヘアメイク:田中マリ子
      宮内三千代
      秋山直美
      永嶋麻子

記録:柳沼由加里
編集助手:細野優理子
ネガ編集:橋場恵

デジタル合成:横石淳
3DCGアニメーター:松瀬勝
2DCGデザイナー:松山真浩
             小山知宏
3DCGアドバイザー:今井真司

タイトルワーク:津田輝王
タイミング:廣瀬亮一
オプチカル:佐々木篤志
デジタルI/O:飯田和希
       増田悦史
キーコードテレシネ:望月隆広

音楽録音:沖津徹
オーケストラ・スコア・アレンジ:宮野幸子
シンセサイザー・マニピュレート:矢田部正

音響効果:伊藤瑞樹
選曲:佐藤啓
金貞陽一郎
デジタル光学録音:中山義廣
宇田川章
大場広樹
スタジオエンジニア:深井康幸

アクション・コーディネーター:中瀬博文
カースタント:佐藤秀美
       柿添清
車輛:伊里博和
   池上雄司
   川村寛之
   佐藤優
   西野晴美

宣伝プロデューサー:小西啓介(ファントム・フィルム)
メイキング撮影:大道省一
        中島崇
メイキング協力:カミングスーン・ティービー
スチール:野上哲夫
キャスティング助手:安生泰子
演技事務:清末裕之
製作主任:田口雄介
     島根淳
製作進行:櫻井健作
     鶴藤千華
製作デスク:三宅はるえ
製作経理:根津奈都子
法務担当:内藤篤

主題歌:『風になる』中村中(avex trax)
    作詞・作曲:中村中/編曲:河野伸
キャスト
吉岡登:役所広司
仁村春江:小西真奈美
宮地徹:伊原剛志

若い刑事・桜井:平山広行
佐久間昇一:中村育二
作業船の船員:加瀬亮
矢部美由紀:奥貫薫
小野田誠二:野村宏伸

検死官・古屋:村木仁
刑事:井上肇
看護婦:三宅尚子
    長宗我部陽子
佐久間の息子・勇介:佐藤貴広
資料係:渡辺憲吉
柴田礼子の母親:水木薫

柴田礼子:秋吉砂喜子
市川信也:田中良
若い医者:鈴木直
交通課の若い巡査:坂本一敏
オノダ貿易の従業員:渡邉紘平
赤い服の女の母親:石井育代
乳児:星樹希
刑事:浜近高徳
   藤岡大樹
   井上浩
警官:松本良
   三田直弥
   植木信博
   西川義郎
鑑識:古屋治男
   藤岡太郎
   安田昌平
叫びの声:牧野芳奈

精神科医・高木:オダギリジョー
赤い服の女:葉月里緒奈
ストーリー
「あなただけ許します・・・」

刑事・吉岡(役所広司)の周辺で続発する殺人事件・・・。犯人を追い詰める立場であるはずの吉岡だったが、次第に妙な感情に揺れ始める。自分が犯人ではないのか・・・被害者の周辺に仄かに残る自分の痕跡、残滓・・・そして自分自身の記憶すら自らの潔白を何も語らないのだ。
苦悩する吉岡を遠い視線で見つめる春江(小西真奈美)。もう随分と長い関係だが、その距離感は微妙だ。現存する時間の流れすら、いつしか遥か過去のような二人の関係。
吉岡の同僚・宮地(伊原剛志)も疑惑の目線を吉岡に向け始め、友情と職責の狭間で苦悶する。
一方、消えかけた記憶と過去に怯える吉岡は一人、精神科医・高木(オダギリジョー)の元を訪れ、カウンセリング施療を開始するも、脳髄を包む濁った靄は消え去ることはなく・・・。
そんなある日、第一の殺人現場を、まるで自分自身の記憶を確かめるように彷徨う吉岡を不気味な叫び声が襲う。
「あなただけ許します・・・」
自らの二重人格者のような過去に苦悩する吉岡、そんな吉岡を氷のような無表情さで見守る春江、いつしか刑事という職責を超え事実解明の犠牲となる宮地、高度なカウンセリングを駆使するも吉岡の闇を消せない精神科医・高木、そして吉岡に「この船に乗って、裏側を覗いてみないか・・・」と謎めき誘う作業船の男(加瀬亮)・・・。
謎が闇を呼び、これは現実なのか、それともどこか別の世界なのか・・・濁った水と黒い闇の糸で繋がれた人々の運命の物語は、静かに現実と過去、いや過去と現実の間で絡み合い・・・吉岡は知らぬ間にその秘密に巻き込まれていく・・・。
そして物語の果てには、想像しえないエンディングが待ち受ける。今、明らかになる叫び声の正体とは?「あなただけ許します」に隠された秘密とは・・・!?

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