Cold Fish
英題:Cold Fish
日本公開:2011年1月29日
製作国:日本
言語:日本語
画面:ビスタ
音響:ドルビー
上映時間:146分
映倫区分:R18+
配給:日活
製作:日活

【スタッフ】
監督:園子温
脚本:園子温
   高橋ヨシキ
製作:杉原晃史
プロデューサー:千葉善紀
        木村俊樹
ラインプロデューサー:姫田伸也
音楽:原田智英
撮影:木村信也
照明:尾下栄治
美術:松塚隆史
衣裳:荒木里江
ヘアメイク:杵渕陽子
録音:小宮元
編集:伊藤潤一
助監督:吉田聡
制作担当:宮田幸太郎
VFX:鹿角剛司
特殊造形:西村喜廣
アクションデザイン:坂口拓

監督助手:松岡達矢
     岩谷文雄
撮影助手:伊藤麻樹
     野口健司
     各務真司
撮影応援:渡辺一平
照明助手:井上真吾
     石黒靖浩
     金谷真人
照明応援:疋田淳
     冨川英伸
     藤野ミチル

装飾:緒梅愛
小道具:中島明日香
美術応援:石毛朗
衣裳助手:渡部祥子
ヘアメイク応援:宮崎智子
        根元佳枝
        百瀬広美
録音助手:日高成幸
     杉佳奈恵
録音応援:岩丸恒
特殊造形 残酷効果:石野大雅
          奥山友太
          下畑和秀
          こまつよしお
特殊造形助手:土肥良成
       中嶋歩
       小野マイヤ
       伊藤綾
       上田妃美
       甘利大輔
       浮田剛士
       沼崎勝巳
       パンチ亨
       遠藤麻衣
スタント:仁村俊祐
スチール:神谷智次郎
メイキング:谷洋平
キャスティングコーディネーター:星久美子
アシスタントプロデューサー:川合絵海子
              鈴木智子
制作主任:武藤貴紀
制作進行:武田祥
     教野陽子
制作応援:山中貴夫
見習い:金井洋亮
    濱野達郎

劇用車:吉村亘
    亀山敏之
    川澄亮妥
    小島正晴
    佐々木博康
車輌:合田彰二
   花山康大
   北澤正晃
   服部圭

音響効果:渋谷圭介
編集助手:高橋歩
     石田桃子
光学リレコ:佐野謙二
タイトル:津田輝王
     関口里織
タイミング:倉森武
      佐藤弥生
カラリスト:阿部悦明
HDリアルタイムレコーディング:稲垣知康
HDオンライン編集:高橋大和
撮影機材コーディネーター:岡本美也子
テクニカルコーディネーター:岡田浩二
ラボコーディネーター:石井卓爾
           鈴木裕美
ラボマネージャー:日下健太郎

音楽制作:REVAMP PRODUCTIONS
Ukulele & Steel Guitar:吉田孝
Percussion:石田健二
Sax & Other:HANA
Piano:原田聖湖
Cello:樋口泰世
Field Recording & Recording & Mixer:富永和喜
音楽機材協力:高橋弘康

宣伝プロデューサー:大場渉太
配給営業:山内隆史
     増川悦男
     中原悠介
海外セールス:松田糸七子
       笹倉里奈
海外セールス協力:鈍牛俱楽部
宣伝デザイン:高橋ヨシキ
宣伝協力:MARC WALKOW

制作プロダクション:ステアウェイ

【キャスト】
社本信行:吹越満
村田幸雄:でんでん
村田愛子:黒沢あすか
社本妙子:神楽坂恵
社本美津子:梶原ひかり
筒井高康:渡辺哲
吉田:諏訪太朗
ペ・ジョンミョン
三浦誠己
芦川誠
坂田雅彦
瀬戸夏実
中泉英雄
阿部亮平
山根和馬
橋本一郎
小出志浩
龍坐
伊藤竜翼
斉藤リナ
赤崎菜美子
竹垣綾香
三ツ井菜々花
古藤ロレナ
小野晃
大和田佳則
富田リサ
深谷敏恵
田口茂則
松原滋
秋山充弘
谷口昭仁
鈴木武
綱川廣道
小谷淳一
柏剛史
金子友輝
林絵里加
八反田恍星

【ストーリー】
2009年1月19日月曜日午後9時11分--どしゃぶりの雨の中を一台の車が走っていた。車内には、小さな熱帯魚屋を経営する社本信行(吹越満)とその妻、妙子(神楽坂恵)の2人。娘の美津子(梶原ひかり)がスーパーマーケットで万引きしたため、店に呼び出されたのだ。その場を救ってくれたのは、スーパーの店長と知り合いの男、村田幸雄(でんでん)。村田は同業の巨大熱帯魚屋、アマゾンゴールドのオーナーだった。帰り道、強引に誘われ、村田の店へと寄る3人。そこには村田の妻・愛子(黒沢あすか)がいた。村田は言った。

「ひとつ、どうです。美津子ちゃんがここで働くってアイデアは?」

翌朝、アマゾンゴールドには女子従業員たちに交じっている美津子の姿があった。継母である妙子が嫌いだった美津子は、素直に住み込みで働く”新生活”を受け入れていた。無力なのは社本だ。恩人である村田の、強引さに引っ張られるばかりで、為す術がない。そして彼はアマゾンゴールドの裏側で、恐るべき事態が進行していることを、まだ知らなかった。数日後、村田に”儲け話”をもちかけられ、呼び出された社本。そこには顧問弁護士だという筒井(渡辺哲)と、投資者のひとり、吉田(諏訪太朗)がいた。門外漢の高級魚のビジネス話に、大金融資を逡巡していた吉田だったが、堅実そうな社本の存在も手伝い、契約書に押印--。直後、吉田は殺される。愛子が飲ませたビタミン剤には毒が入っていたのだ。

「見ろ!俺に逆らった奴は、みんなこうなっちまうんだよ!」

社本を前に、吠える村田。

「こいつは58人目か? ふん、どっちみちバレたら死刑だ。だがな、俺は完璧主義者だ!俺はシロウトまがいのオロオロ小僧とは違う。年季もテクニックも違う!」

豹変した村田と愛子に命じられるまま、社本は遺体を乗せた車を運転した。辿り着いたのは山奥にある怪しげな古小屋。その風呂場に運んだ死体の解体作業を慣れた手つきでやってのけたのは、村田と愛子だ。細切れにされた肉と内臓が詰め込まれたビニール袋と、骨の灰。何も知らない妙子と美津子を人質に取られた社本は、それらの処分に加担することになる。

「ボディーが透明になっちまえば何も分かりゃしねぇ…俺は常に勝つ!」

村田の暴走と共に、地獄を体験してゆく社本。しかし、追いつめられた社本がついに、思いも寄らぬ反撃に出る!

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