Mad Max Fury Road
原題:Mad Max: Fury Road
日本公開:2015年06月20日
製作国:オーストラリア、アメリカ
言語:英語
画面:スコープサイズ
音響:ドルビー・サラウンド7.1+ドルビーアトモス
上映時間:120分
映倫区分:R15+
配給:ワーナー・ブラザース映画

【スタッフ】
監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジョージ・ミラー
   ブレンダン・マッカーシー
   ニコ・ラソウリス
製作:ジョージ・ミラー
   ダグ・ミッチェル
   P・J・ヴォーテン
製作総指揮:イアイン・スミス
      クリス・デファリア
      コートニー・バレンティ
      グレアム・バーク
      ブルース・バーマン
      スティーブン・ムニューチン
撮影ジョン・シール
美術:コリン・ギブソン
編集:マーガレット・シクセル
音楽:トム・ホルケンボルフ/ジャンキー・XL
衣装:ジェニー・ビーバン
ヘア&メイク:レスリー・バンダーワルト
第2班監督/スタント・コーディネーター統括:ガイ・ノリス
視覚効果監修:アンドリュー・ジャクソン

【キャスト】
マックス・ロカタンスキー:トム・ハーディ
フュリオサ大隊長:シャーリーズ・セロン
ニュークス:ニコラス・ホルト
イモータン・ジョー:ヒュー・キース=バーン
トースト:ゾーイ・クラヴィッツ
スプレンディド:ロージー・ハンティントン=ホワイトリー
キャパブル:ライリー・キーオ
ザ・ダグ:アビー・リー・カーショウ
フラジール:コートニー・イートン
リクタス:ネイサン・ジョーンズ
スリット:ジョシュ・ヘルマン
人食い男爵:ジョン・ハワード
武器将軍:リチャード・カーター
iOTA
アンガス・サンプソン
ジェニファー・ヘイガン
メーガン・ゲイル
メリッサ・ジャファー
ジョイ・スミザース
クエンティン・ケニハン

【ストーリー】
 世界が崩壊してから45年後…。
 核戦争によって大地は荒れ、大気は汚れ、そして文明は滅んだ。その過酷な環境下にあっても、人類は死に絶えていなかった。秩序は失われ、暴力に支配された荒野の中で、武装した略奪者たちが水やガソリン、そして食糧を求めて争いを繰り返す。弱者は打ちのめされるだけだった。
 ひと気のない荒野を今、スーパーチャージャーV8インターセプターが停まっている。ドライバーはマックス・ロカタンスキー(トム・ハーディ)。かつては警官として使命に燃えていたマックスは、最愛の妻子や仲間たちを殺されて以来、生きる望みを失い、あてのない旅を続けていた。
 荒野を駆るマックスの車は、今では貴重となったエンジンや車のパーツを狙う賊にとっては格好の標的であった。武装集団ウォー・ボーイズに襲われたマックスは、インターセプターを大破された上に、拉致されてしまう。ウォー・ボーイズの本拠地である要塞と化した砦で囚われの身となったマックス。そこはイモータン・ジョー(ヒュー・キース=バーン)による恐怖と暴力で支配された独裁帝国だった。マックスは大気汚染の影響で、病に侵されたウォー・ボーイズに血液を供給する輸血袋とされてしまう。
 ウォー・ボーイズに狂信的なまでに崇拝されるイモータン・ジョーは、砦の地中深くにある水源を独占することによって、荒野を我が物にしていた。さらに彼は、支配を盤石なものにするため、健康な子孫を残そうと、若い5人の女たちを「子産み女」として軟禁していた。そのような中、イモータン・ジョーが信頼を寄せるウォー・ボーイズの大隊長フュリオサ(シャーリーズ・セロン)が、5人の女たちとともに逃亡を企てた。彼女は、武装タンカー・トレーラー「ウォー・タンク」に女たちを乗せ、自分の故郷である「緑の地」を目指す。
 フュリオサの反旗に怒るイモータン・ジョーは、愛車ギガホースに乗り込み、ウォー・ボーイズを率いて追跡を開始する。その中には、ウォー・ボーイズのドライバー・ニュークス(ニコラス・ホルト)もいた。自分に死期が迫ったことを悟る彼は、輸血袋にしたマックスを武装カーのフロントにくくりつけ、英雄として死ぬための片道ドライブへと爆走した。
 ウォー・タンクと砦の武装マシン軍団が激しいカーバトルを繰り広げる中、巨大竜巻のような砂嵐が発生した。砂嵐の中に逃げ込もうとする巨大なウォー・タンクを、ウォー・ボーイズの武装カーが追いかける。しかし、彼らの車は次々と紙くずのように砂嵐に巻き上げられ爆破してしまう。それでも、「サイコーな日だぜ!」とニュークスは怯むことなく、ウォー・タンクに特攻しようとする。が、寸前のところでマックスが食い止めた。そのままふたりを乗せたマシンは、砂嵐に飲み込まれてゆくのであった…。
 マックスが目覚めた時、砂塵の中に埋まっていた。片腕は意識を失ったニュークスと鎖で繋がれたまま。外す術のない彼は、気絶したニュークスを抱えて、荒野をさまよう中、巨大なタンカー・トレーラーを見つける。ウォー・タンクである。
 砂嵐を無事に抜けたフュリオサは、砂ぼこりにまみれたウォー・タンクを整備していた。傍らでは5人の女たちが水浴びをしている。そこに、ニュークスを背負いショットガンの銃口を向けたマックスが現れる。不意を突かれたフュリオサたちは、マックスが命じるままに水を与え、ケーブルカッターで鎖を切断しようとした。その一瞬の隙を突いて、フュリオサがマックスに襲いかかる。ふたりは激しい乱闘を繰り広げる。意識を取り戻したニュークスがマックスに加勢し、戦いは彼の勝利に終わった。
 マックスはフュリオサからウォー・タンクを奪い、走り出そうとするが、すぐに停止してしまう。ウォー・タンクにはフュリオサ以外の者には運転できない仕掛けがしてあったのだ。彼が、この窮地から脱するには、フュリオサと手を組むしかない……。かくしてマックスは、フュリオサたちの逃避行に加わることになった。その行く手には武装した凶悪な盗賊が待ち受け、背後からはイモータン・ジョーが率いる荒野の最強軍団が迫っている……。
 今、荒野にすさまじい戦闘の炎が上がる――!!

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