原題:WONDERLAND
イギリス公開:2000年01月14日
日本公開:2000年09月02日
製作国:イギリス
言語:英語
画面:スコープ・サイズ
音響:ドルビーSRD
上映時間:108分
配給:アスミック・エース
脚本:ローレンス・コリアト
製作総指揮:デイヴィッド・M・トンプスン
スチュアート・ティル
製作:アンドリュー・イートン
ミシェル・カマーダ
共同製作:ジナ・カーター
撮影:ショーン・ボビット
美術:マーク・ティルデスリー
編集:トレヴァー・ウェイト
キャスティング:ウェンディ・プレイジントン
衣装:ナタリー・ウォード
音楽:マイケル・ナイマン
イギリス公開:2000年01月14日
日本公開:2000年09月02日
製作国:イギリス
言語:英語
画面:スコープ・サイズ
音響:ドルビーSRD
上映時間:108分
配給:アスミック・エース
スタッフ
監督:マイケル・ウィンターボトム脚本:ローレンス・コリアト
製作総指揮:デイヴィッド・M・トンプスン
スチュアート・ティル
製作:アンドリュー・イートン
ミシェル・カマーダ
共同製作:ジナ・カーター
撮影:ショーン・ボビット
美術:マーク・ティルデスリー
編集:トレヴァー・ウェイト
キャスティング:ウェンディ・プレイジントン
衣装:ナタリー・ウォード
音楽:マイケル・ナイマン
キャスト
ナディア:ジーナ・マッキー
デビー:シャーリー・ヘンダーソン
モリー:モリー・パーカー
ダン:イアン・ハート
エディ:ジョン・シム
ティム:スチュアート・タウンゼント
アイリーン:キム・マーカム
ビル:ジャック・シェファード
ダレン:エンゾ・チレンティ
メラニー:サラ=ジェーン・ポッツ
フランクリン:ディヴィッド・ファーム
ドナ:エレン・トーマス
ジャック:ピーター・マーフリート
アレックス:ネイサン・コンスタンス
ネオンきらめくロンドンの街にあふれる音と光。その中を泳ぐナディア。ウェイトレス。伝言ダイヤルで恋人を探している。
木曜日。ナディアは恋人を探すシングルたちのパーティに参加した。でも好みの相手は見つかりそうもない。「トイレに行く」と言ったまま店を後にして、彼女は夜の雑踏に飛び出した。
ナディアの姉デビーは9歳の息子ジャックを育てるシングル・マザー。たまに夜遊びしては、自由な恋愛を楽しんでいる。妹のモリーには夫エディとの間にもうすぐ赤ん坊が生れる。二人が長電話をしていると、エディが帰ってきた。彼はモリーの大きなお腹に頬を寄せ、優しく語りかける。
金曜日。ナディアの伝言ダイヤルには何人かの男性からの応答メッセージ。この中に、新しい恋は見つかるだろうか。アパートを出ると父親が来ていた。弟のダレンが家出してしまってから、父と母の間の溝はますます深まっているみたいだ。疲れた表情の父親を励ますように笑顔を見せて、ナディアは仕事に出かける。
ナディアの仕事場のカフェにデビーが訪ねてきた。モリーの話、”男を見つける”パーティの話。いつもの話をしていると、携帯電話が鳴った。ティムと名乗る男性から。ランチを一緒にする約束をする。
その頃、あるホテルではダレンがガールフレンドと一緒に誕生日を祝っていた。実家に電話すれば、という彼女の勧めを無視する。
ティムは広告カメラマン。話も面白く、気が合いそう。また次の日にも会う約束をして、仕事に戻る。うまく行きそうな予感に、ナディアの足取りは自然に軽くなる。
土曜日。デビーの家に前夫ダンが来た。今日は彼がジャックをあずかる日。一緒にサッカーを見に行くのだ。はしゃぐジャックのいない隙に、金を無心するダン。相変わらずのだらしない様子にデビーは事も無げに断った。
夜。ナディアは伝言ダイヤルで約束したデートに向かう。待ち合わせのバーに現れたのは、ダンだった。いい加減で信用のおけない彼とはお酒を飲みたくない。彼女は早足にバーを後にし、気を取り直してティムのアパートを訪れる。ティムの手料理で、楽しいときを過す。ふたりは自然と寄添い、唇を重ねあわせる。モリーは愕然としていた。エディが彼女に内緒で仕事を辞めてしまったのだ。昼間デビーに整えてもらったヘアスタイルも台無しの気分で、彼女は申し訳なさげなエディを激しく問い詰める。エディは「うまい料理を食べて話し合おう」と逃げるように買物に出かけていく。
夜遅く、ナディアは慌しく服を着てティムに別れを告げる。彼は送ってくれようとはしない。「また電話してもいい?」 彼女が口にできたのは、そんな言葉だけだった。
日曜日。カフェにデビーとモリーが訪ねてきた。モリーは泣きはらした顔をしている。昨晩出ていったままエディが戻ってこないのだという。カフェを後にして歩き出すと、急にモリーが産気づいた。デビーは慌てることなくタクシーを止め、病院へと向かう。
ナディアはティムに電話をかける。「今夜、うちに来ない?」。「いいよ」という彼の返事は、どこか寒々しい響きがした。
ドアのベルが鳴る。喜び勇んで扉を開けるとダンがいた。昨日からダンに預けられていたジャックがいなくなってしまったらしい。デビーの家にも戻っていない。ジャックは今夜行われる花火大会を楽しみにしていた。彼を探しにナディアはダンと共にアパートを飛び出す。
ジャックは交番で保護されていた。病院から慌てて交番に駆けつけてきたデビーは、ダンを怒鳴りつけ、ジャックをかばうように車に乗り込む。ダレンは電車に走り込む前に実家に電話をかけた。「元気でやってるよ。…じゃあ」
病院では、モリーが無事に女の子を産んだ。エディとは連絡が取れないままだったが、彼が希望していた”アリス”と名付ける。
廊下で車椅子に乗ったエディとばったり出くわした。事故にあって戻れなくなっていたのだという。謝る彼に、モリーはアリスの顔を見せてあげる。
瞳に涙を浮かべながらエディは囁きかける。
「アリス・イン・ワンダーランド」 この切なくて幸せな世界へようこそ。
そして、朝。ナディアは実家の父を訪ねる。
また新しい一週間が始まろうとしていた…。
デビー:シャーリー・ヘンダーソン
モリー:モリー・パーカー
ダン:イアン・ハート
エディ:ジョン・シム
ティム:スチュアート・タウンゼント
アイリーン:キム・マーカム
ビル:ジャック・シェファード
ダレン:エンゾ・チレンティ
メラニー:サラ=ジェーン・ポッツ
フランクリン:ディヴィッド・ファーム
ドナ:エレン・トーマス
ジャック:ピーター・マーフリート
アレックス:ネイサン・コンスタンス
ストーリー
「わたしはナディア。27歳、趣味は音楽。スポーツ、ダンス、散歩も好き。身長175センチ。髪は栗色、瞳はブルー。友情から始めたい人、募集します。もちろんロマンスの可能性も…」ネオンきらめくロンドンの街にあふれる音と光。その中を泳ぐナディア。ウェイトレス。伝言ダイヤルで恋人を探している。
木曜日。ナディアは恋人を探すシングルたちのパーティに参加した。でも好みの相手は見つかりそうもない。「トイレに行く」と言ったまま店を後にして、彼女は夜の雑踏に飛び出した。
ナディアの姉デビーは9歳の息子ジャックを育てるシングル・マザー。たまに夜遊びしては、自由な恋愛を楽しんでいる。妹のモリーには夫エディとの間にもうすぐ赤ん坊が生れる。二人が長電話をしていると、エディが帰ってきた。彼はモリーの大きなお腹に頬を寄せ、優しく語りかける。
金曜日。ナディアの伝言ダイヤルには何人かの男性からの応答メッセージ。この中に、新しい恋は見つかるだろうか。アパートを出ると父親が来ていた。弟のダレンが家出してしまってから、父と母の間の溝はますます深まっているみたいだ。疲れた表情の父親を励ますように笑顔を見せて、ナディアは仕事に出かける。
ナディアの仕事場のカフェにデビーが訪ねてきた。モリーの話、”男を見つける”パーティの話。いつもの話をしていると、携帯電話が鳴った。ティムと名乗る男性から。ランチを一緒にする約束をする。
その頃、あるホテルではダレンがガールフレンドと一緒に誕生日を祝っていた。実家に電話すれば、という彼女の勧めを無視する。
ティムは広告カメラマン。話も面白く、気が合いそう。また次の日にも会う約束をして、仕事に戻る。うまく行きそうな予感に、ナディアの足取りは自然に軽くなる。
土曜日。デビーの家に前夫ダンが来た。今日は彼がジャックをあずかる日。一緒にサッカーを見に行くのだ。はしゃぐジャックのいない隙に、金を無心するダン。相変わらずのだらしない様子にデビーは事も無げに断った。
夜。ナディアは伝言ダイヤルで約束したデートに向かう。待ち合わせのバーに現れたのは、ダンだった。いい加減で信用のおけない彼とはお酒を飲みたくない。彼女は早足にバーを後にし、気を取り直してティムのアパートを訪れる。ティムの手料理で、楽しいときを過す。ふたりは自然と寄添い、唇を重ねあわせる。モリーは愕然としていた。エディが彼女に内緒で仕事を辞めてしまったのだ。昼間デビーに整えてもらったヘアスタイルも台無しの気分で、彼女は申し訳なさげなエディを激しく問い詰める。エディは「うまい料理を食べて話し合おう」と逃げるように買物に出かけていく。
夜遅く、ナディアは慌しく服を着てティムに別れを告げる。彼は送ってくれようとはしない。「また電話してもいい?」 彼女が口にできたのは、そんな言葉だけだった。
日曜日。カフェにデビーとモリーが訪ねてきた。モリーは泣きはらした顔をしている。昨晩出ていったままエディが戻ってこないのだという。カフェを後にして歩き出すと、急にモリーが産気づいた。デビーは慌てることなくタクシーを止め、病院へと向かう。
ナディアはティムに電話をかける。「今夜、うちに来ない?」。「いいよ」という彼の返事は、どこか寒々しい響きがした。
ドアのベルが鳴る。喜び勇んで扉を開けるとダンがいた。昨日からダンに預けられていたジャックがいなくなってしまったらしい。デビーの家にも戻っていない。ジャックは今夜行われる花火大会を楽しみにしていた。彼を探しにナディアはダンと共にアパートを飛び出す。
ジャックは交番で保護されていた。病院から慌てて交番に駆けつけてきたデビーは、ダンを怒鳴りつけ、ジャックをかばうように車に乗り込む。ダレンは電車に走り込む前に実家に電話をかけた。「元気でやってるよ。…じゃあ」
病院では、モリーが無事に女の子を産んだ。エディとは連絡が取れないままだったが、彼が希望していた”アリス”と名付ける。
廊下で車椅子に乗ったエディとばったり出くわした。事故にあって戻れなくなっていたのだという。謝る彼に、モリーはアリスの顔を見せてあげる。
瞳に涙を浮かべながらエディは囁きかける。
「アリス・イン・ワンダーランド」 この切なくて幸せな世界へようこそ。
そして、朝。ナディアは実家の父を訪ねる。
また新しい一週間が始まろうとしていた…。
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