Spike Lee
:Spike Lee
本名:Shelton Jackson Lee
生年月日:1957年03月20日
出生地:ジョージア州アトランタ
国籍:アメリカ合衆国
配偶者:トーニャ・ルイス(1993-)

【略歴】
アフリカ系アメリカ人の実力派監督として役20年間に亘ってパワフルな活動を続けてきたが、近年は人種の域を越えた幅広い映画作りをめざし、その評価をさらに高めている。1957年ジョージア州アトランタで生まれ、ニューヨークのブルックリンで育つ。故郷のモアハウス大学で勉強した後、ニューヨーク大学に入り、映画製作を学ぶ。初の長編映画となった『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』でカンヌ映画祭の新人監督賞を受賞。'89年の『ドゥ・ザ・ライト・シング』はニューヨークにおける人種の問題を正面から描き、大反響を巻き起こす。この年のロサンゼルス批評家協会賞の作品賞と監督賞を獲得し、アカデミー賞のオリジナル脚本賞にもノミネートされた。'92年には大作『マルコムX』が大きな話題を呼び、主演のデンゼル・ワシントンはこの映画の好演でアカデミー賞候補となる。ワシントンとは他に『モ'・ベター・ブルース』('90)、『ラストゲーム』('98)、『インサイド・マン』('06)でも組む。

【フィルモグラフィー】
1982:ジョーズ・バーバー・ショップ(監督・脚本)
1986:シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(監督・脚本・出演)
1988:スクール・デイズ(監督・脚本・出演)
1989:ドゥ・ザ・ライト・シング(監督・脚本・製作・出演)
1990:モ'・ベター・ブルース(監督・脚本・製作・出演)
1991:ジャングル・フィーバー(監督・脚本・製作・出演)
1992:マルコムX(監督・脚本・製作・出演)
1994:クルックリン(監督・脚本・製作・出演)
1995:クロッカーズ(監督・脚本・製作)
   キング・オブ・フィルム/巨匠たちの60秒(監督)
1996:ガール6(監督・製作・出演)
   ゲット・オン・ザ・バス(監督・製作総指揮)
1997:4 Little Girls(監督)
1998:ラストゲーム(監督・製作・製作)
1999:サマー・オブ・サム(監督・脚本・製作)
2000:キング・オブ・コメディ(監督・脚本・製作)
   バンブーズルド(監督)
2002:25時(監督・製作)
   10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス「ゴアVSブッシュ」(監督)
2004:セレブの種(監督・脚本・製作)
2005:それでも生きる子供たちへ(監督)
2006:インサイド・マン(監督)
2008:セントアンナの奇跡(監督・製作)
2012:Red Hook Summer(監督)
2013:オールド・ボーイ(監督)
2015:シャイラク(監督・脚本・製作)
2017:ロドニー・キング(監督・製作)
2018:パス・オーバー(監督・製作)
   ブラック・クランズマン(監督・脚本・製作)
2020:ザ・ファイブ・ブラッズ(監督・脚本・製作)

【受賞歴】
第39回カンヌ国際映画祭:ユース賞受賞『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』
第12回ロサンゼルス批評家協会賞:ニュー・ジェネレーション賞受賞『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』
第02回インディペンデント・スピリット賞:新人作品賞受賞『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』
第15回ロサンゼルス批評家協会賞:監督賞受賞『ドゥ・ザ・ライト・シング』
第71回カンヌ国際映画祭:グランプリ受賞『ブラック・クランズマン』
第91回アカデミー賞:脚色賞受賞『ブラック・クランズマン』
第72回英国アカデミー賞:脚色賞受賞『ブラック・クランズマン』
第88回アカデミー賞:名誉賞受賞