原題:STREETS OF FIRE
米国公開:1984年06月01日
日本公開:1984年08月11日
製作国:アメリカ
言語:英語
画面:シネスコ
音響:ドルビーステレオ
上映時間:93分
配給:CIC
脚本:ウォルター・ヒル
ラリー・グロス
製作総指揮:ジーン・レヴィ
製作:ローレンス・ゴードン
ジョエル・シルバー
撮影:アンドリュー・ラズロー
美術:ジョン・バロン
編集:フリーマン・デイヴィス
マイケル・リップス
衣装:マリリン・ヴァンス
音楽:ライ・クーダー
音楽監修:ジミー・アイオヴァイン
キャスティング:ジュディス・ホルストラ
マーシア・ロス
メイク:マイケル・ジャーメイン
振付:ジェフリー・ホーナデイ
エレン・エイム:ダイアン・レイン
レイヴェン:ウィレム・デフォー
ビリー・フィッシュ:リック・モラニス
マッコイ:エイミー・マディガン
リーヴァ・コーディ:デボラ・ヴァン・フォルケンバーグ
エド・プライス:リチャード・ローソン
クライド:ビル・パクストン
バード(ザ・ソレイズ):ストーニー・ジャクソン
レジー(ザ・ソレイズ):グランド・ブッシュ
レスター(ザ・ソレイズ):ロバート・タウンゼント
B・J(ザ・ソレイズ):マイケル・T・ウィリアムソン
ベイビー・ドール:エリザベス・デイリー
ダンサー:マリーン・ジャハン
陽が落ち、色とりどりのイルミネーションが輝き、ロックの強烈なビートが街を包んだ。その夜の”ロック・クイーン”はエレン・エイム(ダイアン・レイン)。引き連れるグループは”アタッカーズ”。蒼白く漂う熱気の中、スポットライトを浴びて歌うエレン・エイム。その姿は”ロック・クイーン”にふさわしく、集まった観衆の目は”女神”を見るそれだった。だが、ストリート・ギャング”ボンバーズ”のリーダー、レイヴェン(ウィレム・デフォー)の目だけが他とは違っていた。自分の女にしたいというエゴの狂気がその目に異様な光を宿していた。そして、ステージが最高潮に達した時、レイヴェンと”ボンバーズ”が舞台に乱入、エレン・エイムを連れ去った。歓喜に満ちたロック・コンサートは一転して悲鳴の狂宴と化した。
その夜おそく、レストランで働くリーヴァ(デボラ・ヴァン・ヴァルケンバーグ)は弟のトム・コーディに手紙を送った。トムはエレンのかつての恋人で、彼女の危機を知れば弟が街に戻って来ることをリーヴァは知っていた。
数日後、ロングコートに身を包み、トム・コーディ(マイケル・パレ)が帰ってきた。数年ぶりの再会を喜ぶリーヴァとトム。それも束の間、レストランにストリート・ギャングが入ってきた。と次の瞬間、店に難癖をつけるチンピラをトムはあっさりとたたき出していた。
次にトムは、”ボンバーズ”の情報を得るため、かつての馴染みの店にでかけて行った。そこでトムは、マッコイ(エイミー・マディガン)と名乗る元陸軍の車両係をしていた。女兵士と出会い、エレン・エイム救出の話を持ちかけた。トムの不思議な魅力に惹かれたマッコイは、トムと共にリーヴァのアパートについて行った。
翌日、トムはひとりで武器を調達。組立式ウィンチェスター・ライフル、ポンプ式ショット・ガン、それに45口径リボルバーで武装。エレン奪還の準備を整えた。
その日の午後、リーヴァのレストランにエレンのマネージャーであるビリー・フィッシュ(リック・モラニス)が訪れた。彼はトムとマッコイに、エレンの救出が成功したら賞金を出すことを約束した。トム、マッコイ、ビリーの3人は”ボンバーズ”の陣地バッテリー地区へ向かうことになった。
真夜中近く3人は、バッテリー地区にある”ボンバーズ”のアジトに着いた。本拠地にはバイクを乗りまわすライダー達がたむろし、中は熱狂のロックが渦巻いていた。
まず、マッコイが単身アジトに侵入。近づいてきた男を殴り倒し、リーダーのレイヴェンが仲間とカードをしている部屋に飛び込んでいった。拳銃を突きつけるマッコイ。彼女につかみかかろうとする仲間を制するレイヴェン。その時、”ボンバーズ”のアジト正面、倉庫屋上に陣取ったトムのライフルが火を吹いた。ガソリン・タンクが爆発、火だるまとなるライダー達。”ボンバーズ”のメンバーが続々とアジトから飛び出してきた。燃え上がる炎に混乱する”ボンバーズ”を尻目にトムはアジトに進入、ベッドに縛られていたエレンを連れ出すことに成功した。途中、2人に合流したマッコイとエレンをビリーが運転する車に乗せたトムは、ひとりその場に残り追っ手を迎え撃った。ライダー達をバイクから叩き落とし、ガソリンに点火した。アジトは火の海と化していく……。傍に投げ出されたバイクにまたがった時、レイヴェンがトムを呼び止めた。「名前は?」「トム・コーディ!」。睨み合う2人。トムはエンジンをふかしてその場を去った。
作戦の成功を祝う4人。だが、トムが賞金のために自分を救い出しに来たことをビリーから聞いたエレンは、トムの心を計りかねていた。
4人は再びリッチモンドへの帰路についた。警察の封鎖を突破するため、4人はドゥアップ・グループ”ソレルズ”のバスを乗っ取り、封鎖線を強行突破した。あとはリッチモンドまでひた走るだけだ。
エレンが帰ったリッチモンドに熱気が甦った。同時に、トムが自分を救出してくれたのが金目当てでないことを知ったエレンの胸に再びトムへの愛の炎が…。だが、メンツをつぶされたレイヴェンが黙っているわけはなかった。彼は仲間を集め、再度エレンを奪おうと全面戦争の準備に取りかかった。
翌朝、不気味なエンジン音がリッチモンドに近づいて来た。完全武装した”ボンバーズ”のライダー達だ。迎え撃つリッチモンドの住民達。その中央に歩み出たレイヴェンが叫んだ。「来い、トム・コーディ!」。トムがリッチモンド側からゆっくり歩み出る。2人の間に2本の大型ハンマーが用意され、トムとレイヴェンの血みどろの死闘が開始された。
数分後、その場に立っていたのはトムだった。
夜、リッチモンドに軽快なロックのリズムが流れてきた。今はトムの本当の気持ちを知ったエレンが熱っぽく愛を歌い始めた時、トムはひとり街を去るのだった…。
米国公開:1984年06月01日
日本公開:1984年08月11日
製作国:アメリカ
言語:英語
画面:シネスコ
音響:ドルビーステレオ
上映時間:93分
配給:CIC
【スタッフ】
監督:ウォルター・ヒル脚本:ウォルター・ヒル
ラリー・グロス
製作総指揮:ジーン・レヴィ
製作:ローレンス・ゴードン
ジョエル・シルバー
撮影:アンドリュー・ラズロー
美術:ジョン・バロン
編集:フリーマン・デイヴィス
マイケル・リップス
衣装:マリリン・ヴァンス
音楽:ライ・クーダー
音楽監修:ジミー・アイオヴァイン
キャスティング:ジュディス・ホルストラ
マーシア・ロス
メイク:マイケル・ジャーメイン
振付:ジェフリー・ホーナデイ
【キャスト】
トム・コーディ:マイケル・パレエレン・エイム:ダイアン・レイン
レイヴェン:ウィレム・デフォー
ビリー・フィッシュ:リック・モラニス
マッコイ:エイミー・マディガン
リーヴァ・コーディ:デボラ・ヴァン・フォルケンバーグ
エド・プライス:リチャード・ローソン
クライド:ビル・パクストン
バード(ザ・ソレイズ):ストーニー・ジャクソン
レジー(ザ・ソレイズ):グランド・ブッシュ
レスター(ザ・ソレイズ):ロバート・タウンゼント
B・J(ザ・ソレイズ):マイケル・T・ウィリアムソン
ベイビー・ドール:エリザベス・デイリー
ダンサー:マリーン・ジャハン
【ストーリー】
高架線と路地裏に囲まれた街、リッチモンド。陽が落ち、色とりどりのイルミネーションが輝き、ロックの強烈なビートが街を包んだ。その夜の”ロック・クイーン”はエレン・エイム(ダイアン・レイン)。引き連れるグループは”アタッカーズ”。蒼白く漂う熱気の中、スポットライトを浴びて歌うエレン・エイム。その姿は”ロック・クイーン”にふさわしく、集まった観衆の目は”女神”を見るそれだった。だが、ストリート・ギャング”ボンバーズ”のリーダー、レイヴェン(ウィレム・デフォー)の目だけが他とは違っていた。自分の女にしたいというエゴの狂気がその目に異様な光を宿していた。そして、ステージが最高潮に達した時、レイヴェンと”ボンバーズ”が舞台に乱入、エレン・エイムを連れ去った。歓喜に満ちたロック・コンサートは一転して悲鳴の狂宴と化した。
その夜おそく、レストランで働くリーヴァ(デボラ・ヴァン・ヴァルケンバーグ)は弟のトム・コーディに手紙を送った。トムはエレンのかつての恋人で、彼女の危機を知れば弟が街に戻って来ることをリーヴァは知っていた。
数日後、ロングコートに身を包み、トム・コーディ(マイケル・パレ)が帰ってきた。数年ぶりの再会を喜ぶリーヴァとトム。それも束の間、レストランにストリート・ギャングが入ってきた。と次の瞬間、店に難癖をつけるチンピラをトムはあっさりとたたき出していた。
次にトムは、”ボンバーズ”の情報を得るため、かつての馴染みの店にでかけて行った。そこでトムは、マッコイ(エイミー・マディガン)と名乗る元陸軍の車両係をしていた。女兵士と出会い、エレン・エイム救出の話を持ちかけた。トムの不思議な魅力に惹かれたマッコイは、トムと共にリーヴァのアパートについて行った。
翌日、トムはひとりで武器を調達。組立式ウィンチェスター・ライフル、ポンプ式ショット・ガン、それに45口径リボルバーで武装。エレン奪還の準備を整えた。
その日の午後、リーヴァのレストランにエレンのマネージャーであるビリー・フィッシュ(リック・モラニス)が訪れた。彼はトムとマッコイに、エレンの救出が成功したら賞金を出すことを約束した。トム、マッコイ、ビリーの3人は”ボンバーズ”の陣地バッテリー地区へ向かうことになった。
真夜中近く3人は、バッテリー地区にある”ボンバーズ”のアジトに着いた。本拠地にはバイクを乗りまわすライダー達がたむろし、中は熱狂のロックが渦巻いていた。
まず、マッコイが単身アジトに侵入。近づいてきた男を殴り倒し、リーダーのレイヴェンが仲間とカードをしている部屋に飛び込んでいった。拳銃を突きつけるマッコイ。彼女につかみかかろうとする仲間を制するレイヴェン。その時、”ボンバーズ”のアジト正面、倉庫屋上に陣取ったトムのライフルが火を吹いた。ガソリン・タンクが爆発、火だるまとなるライダー達。”ボンバーズ”のメンバーが続々とアジトから飛び出してきた。燃え上がる炎に混乱する”ボンバーズ”を尻目にトムはアジトに進入、ベッドに縛られていたエレンを連れ出すことに成功した。途中、2人に合流したマッコイとエレンをビリーが運転する車に乗せたトムは、ひとりその場に残り追っ手を迎え撃った。ライダー達をバイクから叩き落とし、ガソリンに点火した。アジトは火の海と化していく……。傍に投げ出されたバイクにまたがった時、レイヴェンがトムを呼び止めた。「名前は?」「トム・コーディ!」。睨み合う2人。トムはエンジンをふかしてその場を去った。
作戦の成功を祝う4人。だが、トムが賞金のために自分を救い出しに来たことをビリーから聞いたエレンは、トムの心を計りかねていた。
4人は再びリッチモンドへの帰路についた。警察の封鎖を突破するため、4人はドゥアップ・グループ”ソレルズ”のバスを乗っ取り、封鎖線を強行突破した。あとはリッチモンドまでひた走るだけだ。
エレンが帰ったリッチモンドに熱気が甦った。同時に、トムが自分を救出してくれたのが金目当てでないことを知ったエレンの胸に再びトムへの愛の炎が…。だが、メンツをつぶされたレイヴェンが黙っているわけはなかった。彼は仲間を集め、再度エレンを奪おうと全面戦争の準備に取りかかった。
翌朝、不気味なエンジン音がリッチモンドに近づいて来た。完全武装した”ボンバーズ”のライダー達だ。迎え撃つリッチモンドの住民達。その中央に歩み出たレイヴェンが叫んだ。「来い、トム・コーディ!」。トムがリッチモンド側からゆっくり歩み出る。2人の間に2本の大型ハンマーが用意され、トムとレイヴェンの血みどろの死闘が開始された。
数分後、その場に立っていたのはトムだった。
夜、リッチモンドに軽快なロックのリズムが流れてきた。今はトムの本当の気持ちを知ったエレンが熱っぽく愛を歌い始めた時、トムはひとり街を去るのだった…。
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