MYSTIC RIVER
原題:MYSTIC RIVER
米国公開:2003年10月08日
日本公開:2004年01月10日
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
画面:スコープサイズ
音響:ドルビー
上映時間:138分
映倫:PG-12
配給:ワーナー・ブラザース

【スタッフ】
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
原作:デニス・ルヘイン『ミスティック・リバー』(早川書房刊)
製作総指揮:ブルース・バーマン
製作:クリント・イーストウッド
   ジュディ・ホイト
   ロバート・ロレンツ
撮影:トム・スターン
美術:ヘンリー・バムステッド
編集:ジョエル・コックス
音楽:クリント・イーストウッド

【キャスト】
ジミー・マーカム:ショーン・ペン
デイヴ・ボイル:ティム・ロビンス
ショーン・ディバイン:ケヴィン・ベーコン
ホワイティ・パワーズ:ローレンス・フィッシュバーン
セレステ・ボイル:マーシャ・ゲイ・ハーデン
アナベス・マーカム:ローラ・リニー
ケイティ・マーカム:エミー・ロッサム
バル・サベッジ:ケヴィン・チャップマン
ブレンダン・ハリス:トム・グイリー
レイ・ハリス:スペンサー・トリート・クラーク
ニック・サベッジ:アダム・ネルソン
マイケル・ボイル:ケイデン・ボイド
ジミーの父:T・ブルース・ペイジ
酒屋の老店主:イーライ・ウォラック
少年時代のジミー:ジェイソン・ケリー
少年時代のデイヴ:キャメロン・ボウエン
少年時代のショーン:コナー・パオロ

【ストーリー】
ひとつの惨殺事件が幼馴染みを再び結びつける。
ひとりは刑事として。ひとりは容疑者として。ひとりは被害者の父として。
ボストンのダウンタウンに近い、イーストバッキンガム。
同じブルーカラー地区でありながら、ショーンは岬の一戸建てに住み、
ジミーとデイヴは集合住宅に住んでいた。友情と呼ぶには幼すぎた絆。
それでも、まぶしい光だけを見つめて無邪気に戯れていられた少年時代。
もし、あの出来事がなかったら――。
ボクらはこれほどの悲しみを知らずにすんだかもしれない。


たったひとつの忌まわしい出来事が、少年たちの運命を変えた――。
ジミー(ショーン・ペン)、デイヴ(ティム・ロビンス)、ショーン(ケヴィン・ベーコン)の3人は、ボストンのダウンタウンに近いイーストバッキンガム地区で少年時代をともに過ごした幼なじみだ。
11歳のある日、いつものように路上で遊んでいた3人に、警官を思わせる男が近づいてきた。男は、道路にいたずらをしていた3人を叱りつけると、デイヴだけを車に乗せて走り去った。
デイヴが戻ってきたのはそれから4日後のこと。誘拐され、監禁された4日間。そのあいだにデイヴの身に何が起こったのかは、語られなくてもわかった……。その日を境に、彼らの少年時代にピリオドが打たれ、3人は離れ離れになっていった。
25年後に起きた殺人事件。それは、過去の出来事を呼び戻す、さらなる悲劇の幕開けとなった。
無残な姿で殺されていたのは、19歳になる、ジミーの最愛の娘。今は刑事となったショーンが、相棒のホワイティ(ローレンス・フィッシュバーン)とともに事件の捜査にあたることになり、その捜査線上に、なんとデイヴが容疑者として浮かび上がってきたのだ!
殺された娘の父親と、刑事、そして容疑者――。かつての幼なじみが果たしたあまりにも過酷な再会。
25年間、それぞれの心に傷を抱えて、3人は別々の道を歩んできた。いったんは犯罪社会に身を置いたものの、服役中に妻を亡くし、残された幼い娘のために更生を誓ったジミーは、雑貨店の店主として、2番目の妻アナベス(ローラ・リニー)とともに平和な家庭を築いていた。
一方、ジミーとはまったく反対の立場から殺伐とした犯罪の世界を見つめてきたショーン。別居中の妻からはときどき無言電話がかかってくるだけだ。
デイヴは、何とか生き延びていた。セレステ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)と、質素で平凡な家庭を持ち、ひとり息子を可愛がる日々。しかし、彼は今なお、過去の忌まわしい出来事にさいなまれながら、混乱の中にいた。
事件当夜、血まみれで帰ってきた夫に、言い知れぬ不安を感じる妻セレステ。捜査がすすむにつれ、次第に深まっていくデイヴへの疑惑。ショーンの必死の捜査が続く中、ジミーは自らの手で娘の復讐を果たすべく、ついにデイヴを運命の場所、ミスティック・リバーへと呼び出した……!