
米国公開:1999年03月31日
日本公開:1999年09月11日
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
画面:シネマスコープサイズ
音響:SRD/SDDS/DTS
上映時間:136分
映倫:G
配給:ワーナー・ブラザース
【スタッフ】
監督:アンディ・ウォシャウスキーラリー・ウォシャウスキー
脚本:アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
製作総指揮:バリー・M・オズボーン
アンドリュー・メイソン
アンディ・ウォシャウスキー
ラリー・ウォシャウスキー
アーウィン・ストフ
ブルース・バーマン
製作:ジョエル・シルバー
共同製作:ダン・クラッチオロ
撮影:ビル・ポープ
美術:オーウェン・パターソン
編集:ザック・ステーンバーグ
衣裳:キム・バレット
特撮監修:ジョン・ゲイター
カンフー・コレオグラファー:ユエン・ウーピン
音楽:ドン・デイヴィス
【キャスト】
ネオ(トーマス・A・アンダーソン):キアヌ・リーブスモーフィアス:ローレンス・フィッシュバーン
トリニティー:キャリー=アン・モス
エージェント・スミス:ヒューゴ・ウィーヴィング
オラクル:グロリア・フォスター
サイファー:ジョー・パントリアーノ
タンク:マーカス・チョン
エイポック:ジュリアン・アラハンガ
マウス:マット・ドーラン
スウィッチ:ベリンダ・マクローリー
ドーザー:レイ・パーカー
エージェント・ブラウン:ポール・ゴダード
エージェント・ジョーンズ:ロバート・テイラー
ラインハート:デビッド・アストン
チョイ:マーク・グレイ
ドゥジュール(白いうさぎの女):エイダ・ニコデモ
警部補:ビル・ヤング
宅配便の男:デヴィッド・オコナー
【ストーリー】
コンピュータプログラマーとしてニューヨークの企業で働くネオ(キアヌ・リーブス)。凄腕のハッカーという別の顔も持っている彼は、最近”起きてもまだ夢を見ているような感覚”に悩まされていた。ある日、自宅のパソコンのモニター画面に、不思議な文字列が浮かび上がる。「起きろ、ネオ」「マトリックスが見ている」「白ウサギの後をついていけ」…。正体不明の美女、トリニティー(キャリー=アン・モス)に導かれて、ネオはモーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)という男と出会う。彼に見せられた世界の真実の姿は、驚くべきものだった。今は1999年ではなく、2199年ごろ。人間たちが”現実”だと思っているのは「マトリックス」と呼ばれる仮想現実。実際には、人々はバイオメカニカルな”発電所”で羊水のような液体の中に浮かび、コンピュータによって”栽培”されている。自分の足で立つことも、自分の目でものを見ることもなく…。そう、この世界は、コンピュータによって脳に送られた電気的な刺激が作り出した、スーパーリアルな幻なのだ。21世紀の初め、A.I.(人工知能)が単一の意識を持つようになり、自分たちが主導権を握ろうと反乱を起こした。当時、コンピュータは太陽エネルギーを動力源としていたため、人類は太陽光を人工的に遮るという対抗手段に出た。戦いに勝ったコンピュータが、新たな動力源として選んだのは人間だった。人間を計画的に”生産”し、その身体が吐き出す熱を利用することにしたのだ。その事実を知り、A.I.による支配と戦っている少数の人間たちは、長い間、予言者が語った人物の出現を待ち望んでいた。そしてネオが選ばれた。この世を人間の手に取り戻すことのできる”救世主”として…。はたして自分は本当に救世主なのか? 確信が持てないまま、ネオはコンピュータの中枢に直結した監視プログラムであるエージェント・スミス(ヒューゴ・ウィーヴィング)との戦いに参加する。スミスにはすべてが可能だ。驚異的なスピードと力を持ち「マトリックス」の中の誰にでもなりかわれる。そんな敵に対抗できる手段とはいったい何なのか。救世主であるためには、何をなせばいいのか? 戸惑うネオにモーフィアスは言う。「既成概念を捨てろ。心を解き放て。心が仮想現実を現実にするのだ」と。人類の命運を賭けた壮絶な戦いが、いま始まろうとしていた……。