米国公開：2013年06月14日
日本公開：2013年12月14日
製作国：アメリカ／イギリス／フランス／ドイツ／日本
言語：英語
画面：アメリカン・ビスタ
音響：5.1ch
上映時間：90分
映倫：R15+
配給：アークエンタテインメント
【スタッフ】
監督：ソフィア・コッポラ脚本：ソフィア・コッポラ
原作：ナンシー・ジョー・セイルズ
製作総指揮：エミリオ・ディエス・バロッソ
ダーレーン・カーマニョ・ロケット
フランシス・フォード・コッポラ
ポール・ラッサム
フレッド・ルース
マイク・ザキン
製作：ロマン・コッポラ
ソフィア・コッポラ
ユーリー・ヘンリー
撮影：ハリス・サヴィデス
クリストファー・ブロヴェルト
プロダクションデザイン：アン・ロス
衣装：ステイシー・バタット
編集：サラ・フラック
音楽監修：ブライアン・レイツェル
【キャスト】
レベッカ：ケイティ・チャンマーク：イズラエル・ブルサール
ニッキー：エマ・ワトソン
クロエ：クレア・ジュリアン
サム：タイッサ・ファーミガ
エミリー：ジョージア・ロック
ローリー：レスリー・マン
ロブ：カルロス・ミランダ
リッキー：ギャヴィン・ロスデイル
ケイト：アニー・フィッツジェラルド
本人役：パリス・ヒルトン
本人役：キルスティン・ダンスト
本人役：リンジー・ローハン
本人役：オードリナ・パトリッジ
本人役：レイチェル・ビルソン
本人役：ミランダ・カー
本人役：オーランド・ブルーム
本人役：ブレット・グッドキン
【ストーリー】
高級住宅地に住み、何不自由のない生活を送る５人の少年少女は、憧れのセレブの豪邸に侵入してショッピングを楽しむように窃盗を繰り返す――。カリフォルニア州カラバサス。ニッキー（エマ・ワトソン）は報道陣を前に堂々と話している。「今回の件も人生における”学びの場”だと思うの。スピリチュアルな人間として成長するためのね。将来は国の指導者になりたい」
１年前――。
ニッキーは学校へ行かず、養女である妹サム（タイッサ・ファーミガ）、13歳の末の妹エミリーとともに、離婚した母ローリー（レスリー・マン）の指導のもと、自宅学習をしながらオーディションに通う生活を送っていた。ローリーが教えるのは、”引き寄せの法則”など、もっぱら自己啓発書「ザ・シークレット」に書かれていることのみ。
一方、マーク（イズラエル・ブルサール）は、前の学校を欠席が多すぎて退学になった後、１年間の自宅学習を経て、三流校に通い始めた。容姿に自信のない彼は、初日から「ダサ男」とバカにされるが、ひとりだけ優しい声をかけてくれたのがレベッカ（ケイティ・チャン）だった。ファッションやブランドへの憧れを語り合ううち、ふたりは意気投合していく。マークの父は映画配給会社を経営するいわゆる業界人。ケイティの母は家庭教師センターを経営し、出張が多く留守がちだ。夜、パーティーを抜け出し、通りで車から盗みを働くレベッカ。
ある日、「旅行中の人、知らない？」と聞くレベッカに、マークは家族とジャマイカへ行っている友人のことを教える。さっそくマークとその留守宅に向かい、鍵のかかっていない窓から侵入して現金やバーキンのバッグ、ポルシェの車まで盗むレベッカ。そのまま街へ出て、ふたりはショッピングを楽しんだ。
レベッカとクロエ（クレア・ジュリアン）と一緒にナイトクラブに出かけたマークは、そこでニッキーとサムに出会う。エンターテインメント業界の大物が集うそのクラブには、キルスティン・ダンストやパリス・ヒルトンも顔を出していた。写真を撮り、フェイスブックにアップするマークたち。マークは生まれて初めての親友、レベッカに夢中になっていった。
インターネットのゴシップサイトで、パリス・ヒルトンがラスベガスでパーティーをすると知ったマークとレベッカは、パリスの自宅の住所を調べ、玄関マットの下にあった鍵を使って侵入する。後日、豪奢な家の様子に圧倒されたふたりがそれを吹聴すると、ニッキーは言った。「私もパリスの家に行きたい」
パリスがマイアミでパーティーと知り、今度はニッキーとサムとクロエを加えた５人で留守宅に押し入る。広いクローゼットを埋め尽くす服、靴、ジュエリー、サングラスの数々に目を輝かせ、邸宅のクラブ・ルームではしゃぐ彼ら。夢中になった５人は、その後、パリスの家だけでなく、オードリナ・パトリッジや、ミーガン・フォックス、オーランド・ブルームなどセレブの予定を次々に調べ、留守宅への侵入と窃盗を繰り返していく。アルコールに浸り、ドラッグでハイになり、クラブで踊り狂うマークたち。
監視カメラで撮影された窃盗団の映像がオードリナのホームページで公開された後も、５人は調子に乗ってレイチェル・ビルソンやリンジー・ローハンの家で盗みを続けた。しかし、彼らの悪ふざけがそう長く続くはずもなかった。リンジー・ローハンが防犯カメラの映像を警察に提出したのを機に、メディアも彼らのことをハリウッド窃盗団「ブリング・リング」と呼び大々的に報じ始める。そして、警察の捜査の手は彼らに迫っていった。
