BOOGIE NIGHTS
原題:BOOGIE NIGHTS
米国公開:1997年10月10日
日本公開:1998年10月10日
製作国:アメリカ
言語:英語
画面:シネマスコープ
音響:ドルビー・デジタル、SDDS
上映時間:155分
年齢制限:R
提供:ニュー・ライン・シネマ
配給:ギャガ・コミュニケーションズ

【スタッフ】
監督ポール・トーマス・アンダーソン
脚本ポール・トーマス・アンダーソン
製作ポール・トーマス・アンダーソン
   ロイド・レヴィン
   ジョン・ライアンズ
   ジョアン・セラー
製作総指揮:ローレンス・ゴードン
撮影ロバート・エルスウィット
美術:ボブ・ジンビッキ
編集:ディラン・ティチェナー
衣裳デザイナー:マーク・ブリッジズ
音楽:マイケル・ペン
音楽監修:カリン・ラットマン

【キャスト】
エディ・アダムス/ダーク・ディグラー:マーク・ウォールバーグ
ジャック・ホーナー:バート・レイノルズ
アンバー・ウェイブス:ジュリアン・ムーア
ローラーガール:ヘザー・グラハム
リード・ロスチャイルド:ジョン・C・ライリー
リトル・ビル:ウィリアム・H・メイシー
バック・スウォープ:ドン・チードル
スコティJr.:フィリップ・シーモア・ホフマン
モーリス・T・ロドリゲス:ルイス・ガスマン
トッド・パーカー:トーマス・ジェーン
ジェシー・ヴィンセント:メローラ・ウォルターズ
フロイド:フィリップ・ベイカー・ホール
ジェームズ大佐:ロバート・リッジリー
カート・ロングジョン:リッキー・ジェイ
ベッキー・バーネット:ニコール・アリ・パーカー
リトル・ビルの妻:ニナ・ハートレー
ジェローム:マイケル・ジェイス
ラハッド:アルフレッド・モリーナ
シェリル・リン:ローレル・ホロマン
ロッキー:ジャック・ウォレス
エディの母:ジョアンナ・グリーソン
エディの父:ローレンス・ハッド
ジョニー・ドウ:ジョナサン・クイント
ジョニー:ジェイソン・アンドリュース
先生:パトリシア・フォート
大学生:ケイ・レノックス

【ストーリー】
 '77年のロサンゼルス郊外、サン・フェルナンド・ヴァレー。輝くネオン、夢と欲望の渦巻くこの街のディスコで皿洗いのバイトをしているエディ・アダムスは、ファラ・フォーセットとブルース・リーに憧れる普通の17歳の高校生。ただひとつ違っていたのは、彼のイチモツ。優に35センチはあろうかという彼のペニスを見込んで、ポルノ映画の男優にならないかとスカウトにきた男がいた。「ジーンズの股の間に宝が眠ってるぞ」。理想的なポルノ映画製作に燃えるジャック・ホーナーである。
 初めて他人から認められる幸せをかみしめるエディ。先にジャックがスカウトした美少女ローラー・ガールとのオーディションで、エディは実力を発揮する。そのままジャックとの話が尽きず、深夜に帰宅したエディを「ろくでなしのクズ!」とヒステリックに責めたてる母親と、そんなふたりに無関心な父親のもとを飛び出したエディが訪ねたのは、ジャックの自宅兼スタジオ。そこは怪しげな輩が出入りする場所だったが、エディは不思議と安らぐものを感じるのだった。
 ジャックの妻でポルノ界きってのスーパー・ヒロイン、アンバー・ウェイブスやプロダクション・マネージャーのリトル・ビル、男優のリードらに導かれ、またたく間にポルノ業界のスーパー・ヒーローに登り詰めてゆくエディ。名前も<ダーク・ディグラー>と改め、次々と主演作をヒットさせ、ポルノ界の各賞を総ナメにしていくのだった。
 しかし、名実ともにビッグ・スターとして、ポルノ界の頂点に君臨した彼を、ドラッグという罠が待ち受けていた。次第にドラッグの快楽に溺れてゆくエディ。そんなとき、若くハンサムなポルノ男優が現われた。ナンバー1の座を明け渡してたまるものかと焦るエディだが、コカインのやりすぎで頼みのイチモツも使い物にならなくなっていた。叱責するジャックとケンカをして、彼の元から去るエディだが……。

【受賞歴】
1997年ニューヨーク映画批評家協会賞:最優秀助演男優賞受賞
1997年ロサンゼルス映画批評家協会賞:最優秀助演男優賞受賞/最優秀助演女優賞受賞/ニュージェネレーション賞受賞
1997年全米映画批評家協会賞:最優秀助演男優賞受賞/最優秀助演女優賞受賞
1998年ゴールデン・グローブ賞:最優秀助演男優賞受賞
1998年アカデミー賞:最優秀助演男優賞受賞ノミネート/最優秀助演女優賞ノミネート/最優秀脚本賞ノミネート
1998年MTVムービー・アワード:新人女優賞受賞