BEING JOHN MALKOVICH
原題:BEING JOHN MALKOVICH
米国公開:1999年09月02日
日本公開:2000年09月23日
製作国:アメリカ
言語:英語
画面:ビスタサイズ
音響:ドルビー・デジタル
上映時間:112分
配給:アスミック・エース

【スタッフ】
監督:スパイク・ジョーンズ
脚本チャーリー・カウフマン
製作総指揮チャーリー・カウフマン
      マイケル・カーン
製作:マイケル・スタイプ
   サンディ・スターン
   スティーヴ・ゴリン
   ヴィンセント・ランディ
撮影:ランス・アコード
プロダクション・デザイナー:K.K.バーレット
編集:エリック・ザンブランネン
衣装:ケイシー・ストーム
音楽:カーター・バーウェル
キャスティング:キム・デイヴィス=ワグナー
        ジャスティン・バッドリー

【キャスト】
クレイグ・シュワルツ:ジョン・キューザック
ロッテ・シュワルツ:キャメロン・ディアス
マキシン:キャサリン・キーナー
ドクター・レスター:オースン・ビーン
フローリス:メアリー・ケイ・プレイス
J.M株式会社の最初の客:W・アール・ブラウン
ラリーの依頼人:カルロス・ジャコット
レストランの男:ウィリー・ガースン
J・マーティン:バーン・ピヴン
ドン:レジナルド・C・ヘイズ
ジョンソン・ヘイワード:リチャード・ファンシー
タクシーの運転手:ケヴィン・キャロル
バーの酔っ払い:グレゴリー・スポレダー
チャーリー:チャーリー・シーン
クリストファー・ビング:デヴィッド・フィンチャー
デレク・マンティーニ:ネッド・ベラミー&スパイク・ジョーンズ
ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチ:ジョン・マルコヴィッチ

特別出演:ショーン・ペン
     ブラッド・ピット
     ウィノナ・ライダー
     アイザック・ハンスン
     ゲイリー・シニーズ
     ダスティン・ホフマン
     ハンソン

【受賞歴】
<受賞>
2000年ゴールデン・サテライト賞:作品賞/最優秀助演女優賞(キャスリーン・キーナー)
2000年セザール賞:最優秀外国語映画賞
2000年フロリダ映画批評家協会賞:最優秀助演女優賞(キャスリーン・キーナー)/新人賞(スパイク・ジョーンズ)
1999年全米映画批評家協会賞:作品賞/脚本賞
1999年ニューヨーク映画批評家協会賞:最優秀助演男優賞(ジョン・マルコヴィッチ)/最優秀助演女優賞(キャスリーン・キーナー)/最優秀処女作賞
1999年ロサンゼルス映画批評家協会賞:最優秀脚本賞
1999年ボストン映画批評家協会賞:最優秀脚本賞
1999年サン・ディエゴ映画批評家協会賞:脚本賞
1999年放送映画批評家協会賞:最優秀芸術家賞(スパイク・ジョーンズ)
1999年第56回ヴェネチア国際映画祭:国際批評家連盟賞
1999年第25回ドーヴィル映画祭:グランプリ/批評家賞
1999年ナショナル・ボード・オブ・レヴュー:ベスト10選出
1999年オンライン映画批評家協会賞:最優秀新人賞(スパイク・ジョーンズ)/脚本賞(チャーリー・カウフマン)/最優秀助演女優賞(キャスリーン・キーナー)

<ノミネート>
2000年アカデミー賞:監督賞(スパイク・ジョーンズ)/脚本賞(チャーリー・カウフマン)/助演女優賞(キャスリーン・キーナー)
2000年第57回ゴールデン・グローブ賞:作品賞/助演男優賞(ジョン・マルコヴィッチ)/助演女優賞(キャスリーン・キーナー)(キャメロン・ディアス)
2000年ゴールデン・サテライト賞:最優秀助演女優賞(キャメロン・ディアス)/オリジナル脚本賞
2000年インディペンデント・スピリット賞:最優秀処女作賞/脚本賞/最優秀主演男優賞
2000年全米映画編集者賞:編集賞(エリック・ザンブランネン)
2000年全米コメディ賞:最優笑作品
2000年シカゴ映画批評家協会賞:作品賞/監督賞(スパイク・ジョーンズ)/脚本賞(チャーリー・カウフマン)/最優秀助演男優賞(ジョン・マルコヴィッチ)/最優秀助演女優賞(キャスリーン・キーナー)
2000年全米監督組合賞:アウトスタンディング・ディレクトリアル・アチーヴメント(スパイク・ジョーンズ)
2000年GLAADメディア賞:アウトスタンディング・フィルム賞
2000年PGAゴールデン・ローレル賞:本年度映画製作者賞
2000年映画俳優組合賞:優秀演技賞/優秀助演女優賞
2000年全米作家組合賞:脚本賞
1999年放送映画批評家協会賞:最優秀作品賞
1999年オンライン映画批評家協会賞:最優秀新人賞(チャーリー・カウフマン)/最優秀監督賞(スパイク・ジョーンズ)/効果賞/作品賞/最優秀助演男優賞(ジョン・マルコヴィッチ)/最優秀助演女優賞(キャメロン・ディアス)

【ストーリー】
<悲しき人形使い>
 クレイグ・シュワルツは、人生の崖っぷちに立たされていた。街頭芸人の人形使いとして才能があるにもかかわらず、ニューヨークにはその特別な才能を生かす場所がなかった。ペットショップに勤める妻ロッテは、家にまでペットを持ち込み世話するありさま。そんな妻との10年に及ぶ結婚生活もすっかり冷え切っていた。ふたりの夫婦生活には、お金もなければ愛もなく、そして逃げ道もなかった。

<7と1/2階にあるオフィス>
 ある日、定職に就こうと新聞の求人欄を何気に見ていると「手先の器用な人求む」という広告を見つける。とりあえずクレイグは、マンハッタンのマーティン・フレマー・オフィスビルの7と1/2階にある小さな会社、レスター社の文書整理係の仕事を得る。その後の7と1/2階の説明会で美しいOLマキシンに出会ったクレイグは、彼女に一目惚れしてしまう。マキシンに振り向いてもらいたい、愛されたい。クレイグは彼女を追いかけるが、彼女は鼻にもかけてくれない。

<マルコヴィッチの穴>
 相手にされずがっかり肩を落とすクレイグは、オフィスにこもってファイル整理にいそしむ。いらいらして引き出しを勢いよくたたきつけたあまり、ついファイルをキャビネットの裏に落としてしまう。ファイルを拾おうとキャビネットを動かしてみると、そこに上から板をかぶせた小さなドアを見つける。興味をもって開けてみると、何とそこには穴が。慎重に中へ潜りこんでいくと、突然穴の奥へ吸いこまれてしまう。明るい閃光が一瞬ひらめいたかと思うと、クレイグは自分がとんでもない発見をしたことに気づく。それは俳優のジョン・マルコヴィッチになるというユニークな体験への穴だった。クレイグは今ジョン・マルコヴィッチになっている!
 だが、これは単なる始まりに過ぎなかった…。

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