THE FACULTY
原題:THE FACULTY
米国公開:1998年12月25日
日本公開:1999年08月07日
製作国:アメリカ
言語:英語
画面:ビスタサイズ
音響:ドルビーデジタル、ドルビーSR、DTS、SDDS
上映時間:104分
配給:ギャガ・ヒューマックス
衣裳協力:TOMMY JEANS

【スタッフ】
監督ロバート・ロドリゲス
編集ロバート・ロドリゲス
脚本:ケビン・ウィリアムソン
製作:エリザベス・アベラン
撮影監督:エンリケ・シャディアック
音楽:マルコ・ベルトラミ
視覚効果スーパーバイザー:ブライアン・ジェニングス
衣裳:マイケル・T・ボイド
美術:ケリー・ホワイト

【キャスト】
ジーク・タイラー:ジョシュ・ハートネット
デライラ・プロフィット:ジョーダナ・ブリュースター
ケイシー・コナー:イライジャ・ウッド
ゲイブ・サントラ:アッシャー・レイモンド
ストークリー・ミッチェル:クレア・デュヴァル
メアリーベス:ローラ・ハリス
スタン・ロサド:ショーン・ハトシー
ジョー・ウィリス先生:ロバート・パトリック
エリザベス・バーク先生:ファムケ・ヤンセン
エドワード・ファーロング先生:ジョン・スチュワート
カレン・オルソン先生:パイパー・ローリー
ローザ・ハーパー先生:サルマ・ハエック
ジョン・テイト先生:ダニエル・フォン・バーゲン
ジェシカ・ブランメル先生:スーザン・ウィリス
ヴァレリー・ドレイク校長:ビビ・ニューワース

【ストーリー】
【サナギ】
 内気で友達の少ないケイシー(イライジャ・ウッド)は、ある日、偶然グラウンドで奇妙なサナギのようなものを発見する。水槽に移し皆で観察をしていると、それは突然変異を起こし、さらに触れると二つに分裂したのだ。この見たこともない現象に驚いたケイシー達は新種の生命体の可能性があると、大学の研究室に分析を依頼することにする。

【変化】
 時を同じくして周囲の人間が奇妙な振舞いをすることにケイシーは気付く。スプリンクラーの水に打たれたり、更衣室のシャワーに飛び込んで来たりという不可解な行動を取り始めたのだ。目の当たりにしたこの異様な状況を訴えるケイシーだが、根拠のないことだと全く信じてもらえない。しかし、変化はそれだけでは済まなかった。皆一様に大量の水を飲むなどの奇行を繰り返すようになったのだ。まるで”何か”に”憑りつかれた”かのように…。
 道行く人、警察官、自分を愛しているはずの両親、恋人、そして友人。「昨日とは全てが違う……。一体何が起こっているのか?」そしてケイシーはある結論に達した。

【寄生】
 「人類は得体の知れない何かに寄生されているのかもしれない!」ケイシーはこのとんでもない自分の仮説を、ジーク(ジョシュ・ハートネット)、デライラ(ジョーダナ・ブリュースター)ら6人の仲間に打ち明け、真実を確かめるため水槽の中の”それ”を調べようと再び研究室を訪れる。そこで彼らが目にしたものは、カラの水槽と、なんと既に”それ”に乗っ取られた人間だったのだ!!
 ———人類への突然の襲撃はこうして始まった。
 ”それ”は彼ら人間に寄生し同化させるべく、6人に襲いかかってきた。間一髪でその魔の手から逃れることができたケイシー達は、増殖していたサナギを捕らえ、彼らの中で一番のキレ者、ジークにより分析が行われた。

【水】
 その結果は彼らに恐怖と絶望をもたらすものだった。細胞組織は殆ど水で構成されており、生きていくためには”宿主”が必要だということ、それ自体が個々の生物なのではなく、”母体”の一部であるということ、そしてこの寄生体はなんと「水」を媒介にして人類に寄生していたということ!人間の体の90%を占めている「水」。この事実は”それ”による寄生が大変容易であり、誰が寄生されていて、誰がされていないか、全く判断できないということを意味するのだった。

【絶望と疑心】
 そう、目の前にいる残された友人達が”それ”に寄生されていないという確証は何もないのだ。もしかしたらこの中の誰かが、既に寄生されているかもしれない。寄生されていないのは自分だけなのかもしれない。数分前まで話をしていた友人が、その魂と体を既に乗っ取られ”寄生”されているとしたら……。ケイシー達に一気に不安と恐怖が押し寄せる。6人の仲間の中に”寄生”されている人間がいるのか、いないのか。ジークは、デライラは、そして自分は?
 立ち向かう敵が誰なのか、どこにいるのか、そしてなぜ地球を侵略し始めたのか。それが”判らない”という恐怖ほど、恐ろしいものはない。誰も信じられなくなっていく極限の状態の中で、ケイシー達6人は”母体”を見つけだすことができるのか?そしてその寄生による”繁殖”を防ぐ手段は果たしてあるのか?

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