米国公開:2007年03月02日
日本公開:2007年06月16日
製作国:アメリカ
言語:英語
画面:シネスコ
音響:SR・SRD・DTS・SDDS
上映時間:157分
年齢制限:PG12
配給:ワーナー・ブラザース映画
【スタッフ】
監督:デヴィッド・フィンチャー原作:ロバート・グレイスミス
脚本:ジェイムズ・バンダービルト
製作:ジェイムズ・バンダービルト
マイク・メダボイ
アーノルド・W・メッサー
ブラッドリー・J・フィッシャー
シーアン・チャフィン
製作総指揮:ルイス・フィリップス
撮影:ハリス・サビデス、A.S.C.
美術:ドナルド・グレイアム・バート
編集:アンガス・ウォール
音楽:デヴィッド・シャイア
音楽監督:ジョージ・ドラクリアス
ランダル・ポスター
衣装:ケイシー・ストーム
音響:レン・クライス
技術監督:ワイン・R・ティッドウェル
【キャスト】
ロバート・グレイスミス:ジェイク・ギレンホールデイブ・トースキー刑事:マーク・ラファロ
ウィリアム・アームストロング刑事:アンソニー・エドワーズ
ポール・エイブリー:ロバート・ダウニー・Jr
メルビン・ベライ:ブライアン・コックス
アーサー・リー・アレン:ジョン・キャロル・リンチ
メラニー:クロエ・セヴィニー
ジャック・マラナックス巡査部長:イライアス・コーティーズ
ケン・ナーロウ警部:ドナル・ローグ
マーティー・リー警部:ダーモット・マーローニー
シャーウッド・モリル:フィリップ・ベイカー・ホール
リンダ・フェリン:クレア・デュヴァル
キャロル・フィッシャー:キャンディ・クラーク
ジョン・アレン:マット・ウィンストン
メル・ニコライ:ザック・グルニエ
ショーティー:ジェームズ・キャラウェイ
テリー・パスコ:ジョン・エニス
ジョージ:ジェームズ・レグロス
ダフィー・ジェニングス:アダム・ゴールドバーグ
【ストーリー】
1969年7月4日、カリフォルニア州バレーホ。ドライブ中の若いカップルが拳銃で襲われた。男性はかろうじて一命を取り留めたが、女性は9発もの銃弾を浴びて絶命した。警察に事件を通報してきた男は、電話の向こうでこう言った———「犯人は俺だ」
それからほぼ1か月後の8月1日。新聞社に1通の手紙が届く。
「俺は去年のクリスマスにハーマン湖でティーンエイジャーをふたり、7月4日にはバレーホで若い女を殺した」
のちに自らを”ゾディアック”と名乗るようになる男からの、それが第1の手紙だった。
ふたつの殺人を告白し、犯人しか知りえない事件の詳細を書き記したその手紙には、さらに不気味な暗号文が添えられていた。新聞の一面にその暗号文を載せなければ、大量殺人を決行するという脅しとともに。
こうして「ゲーム」は始まった———
新聞に掲載された暗号を読み解こうと、一般読者までもが解読に熱中した。しかし、この異常な事件に誰よりも熱中していたのは、手紙が送られてきたサンフランシスコ・クロニクル紙の花形記者ポール・エイブリー(ロバート・ダウニーJr.)と、暗号に並々ならぬ関心を寄せる風刺漫画家のロバート・グレイスミス(ジェイク・ギレンホール)だった。
暗号を解いたのは、CIAでも、FBIでもなく、サンフランシスコ近郊に住む現役教師とその妻。そこから犯人の正体を知ることはできなかったが、すでに暗号解読に取り憑かれていたグレイスミスは、さらに執念深く暗号文を追い続ける。
ゾディアックのさらなる凶行と、手紙による挑発は続く。
9月27日。再び若いカップルが襲われる。ナイフでめった刺しにされ、女性は死亡。生き残った男性の証言から、黒い袋状の覆面を頭からすっぽり被ったゾディアックの異様な風体が明らかにされる。
10月11日。サンフランシスコ市内で、タクシーに客として乗り込んだ男が運転手を射殺。ゾディアックは手紙の中で犯行を認め、さらに現場近くで警官に尋問を受けたと告白する。
———「あの夜なら自分を捕まえられたかもしれないのに」
これを機にゾディアック追跡の最前線へと躍り出たのが、サンフランシスコ市警の刑事デイブ・トースキー(マーク・ラファロ)と、相棒のウィリアム・アームストロング(アンソニー・エドワーズ)だった。
警察で、そして新聞社で、取り憑かれたようにゾディアックを追いかける4人の男たち。次々と送られてくるゾディアックからの手紙、全米中に飛び交う偽情報、そして模倣犯の出現……。
そんななか、やがてひとりの容疑者が浮かび上がる。しかし、決定的な証拠は何もない。いくつもの手がかりを与えながら、証拠は決して残さず、常に一歩先で嘲笑うゾディアック。真相を突き止めようとする執念が、彼らを奈落へと引きずり込んでいく。
エイブリーは酒に溺れるようになり、アームストロング刑事は殺人課を去り、英雄視されていたトースキーも証拠捏造の疑いをかけられて転落の道を辿る。
しかし、グレイスミスはまだ諦めていなかった。それゆえに、彼の人生もまた永遠に変わってしまうことになる……。
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